モノグサコラム
2020/11/3 12:20
同じ授業を受けているのに、テストの結果に大きな差がある……
一生懸命暗記したはずなのに、テストになると忘れてしまっていた……
記憶・暗記に苦しんでいる生徒・児童はいませんか?
テストの点数を上げるためには、
が必要です。生徒・児童は同じ授業を受けて同じテストを受けますが、テストでの結果には差が生じます。なぜ差が生じてしまうのでしょうか。それは、定着のプロセス部分、つまり暗記・記憶に差があるからです。
児童・生徒は、効率的な定着方法がわからないことや自学自習に任されているため、暗記・記憶に苦しむことが少なくありません。記憶定着のプロセスは、ただ憶えるだけ、繰り返し練習をするだけかもしれませんが、そのプロセスの中で生まれてくる差は確実に存在します。一生懸命暗記したはずなのに、テストになると忘れてしまっていた……という児童・生徒も多いのではないでしょうか。
頑張って暗記してもテスト結果に反映されなければ、児童・生徒の自発的な学習は継続されず、モチベーションも下がってしまいます。そのため、記憶定着についての適切な指導が必要となります。その際、生徒・児童の効率の良い記憶・暗記に有効なのが、「テスト効果」です。
テスト効果とは、テストなどにより対象を想起することによって記憶が定着するという効果です。一般的には、テストによってどのくらい記憶しているか測ることはできても、それによって記憶定着が促進されるとはあまり考えられていないと思います。しかし、それは誤解なのです。
2011年にScienceに掲載された論文によると、テストにより対象を想起することは記憶定着にとても重要で、なおかつ、私たちはその効果を過小評価しがちである、ということが示されています。
この論文では、
のそれぞれの方法で学習したときの一週間後のテストのスコアを比較しています。加えて、学習者がそれぞれの方法でどのくらい効果を実感したかも合わせて議論しています。以下が結果のグラフです(論文より引用)。
A・Bより、一般に効果が高そうと考えられがちな概念図を作ることによる学習(青)よりもテストによる学習(緑)の方が、どちらの種類の問題でも高いスコアを獲得しています。その差はおよそ1.5倍で、かなり大きな差があると言えます。
加えて面白いのが、Cの学習後の学習者の評価です。テストによる学習をしたグループでは、一週間後の実際のスコアの方が自己評価よりも高くなっています。このような結果になるのはテストによる学習をしたグループのみです。赤の読むだけ学習も含め、他のグループの自己評価はテストによる学習のグループよりも高くなっています。しかし、結果は1.5〜2.5倍テストによる学習の方が良いのです!
この論文から、文章から概念図を作るような、創造的(とされる)アウトプットよりもテストによる学習の方が効果的で、テストによる学習は記憶定着の効果が大きいことが示されました。このテスト効果に注目して作られたアプリが、 「Monoxer(モノグサ)」です。
Monoxerは、テスト効果に注目して作られた解いて憶える記憶アプリです。
テスト効果の理論に基づいて、先生が憶えさせたいことを一度入力するだけで、生徒ごとの演習を自動で生成し成績向上をサポートします。
Monoxerは機械学習により、先生が登録した情報を元に必要な問題を必要なだけ出題してくれます。選択式、書き写し、自由入力など、様々な難易度の問題が学習者に合わせて自動で作成されます。
次第に難易度が上がる問題を解き続けるだけで、自然に記憶定着が実現される仕組みです。管理する先生は、Web管理画面上で生徒の学習履歴を簡単に把握することができます。また、 MonoxerはAIが学習後の定着度合い(≒記憶度)を計測してくれるので、学習履歴と定着度合いを合わせて確認でき、データに基づいた指導ができます。
Monoxerは、個人塾、大手塾、学校をはじめ47都道府県2500教室で利用されています。
小学生から高校生まで幅広く、定期テスト対策や受験対策などに活用されています。 Monoxerを導入された塾や学校では、「成績が向上した」との声が次々と上げられています。
<導入塾の声>
導入前の小テストでは、90%以上正解の生徒もいる一方、半分程の正解率の生徒もいました。Monoxer導入後は全員が90%以上正解となり、導入前と比べて歴然とした差があらわれました。生徒も私もMonoxerの効果を完全に信じることになりました。
<導入小学校の声>
Monoxer導入後に行った知識の確認テストを、約3か月くらいの時間をあけて再び実施しました。結果は、全体平均が96.3点でした。すごいなと思ったのが、Monoxerを導入していない学級にも同じテストやらせた際の平均点は74点でした。Monoxerっていうのは長期記憶を目指すシステムなんですよね。3か月経ってもしっかり覚えていられるということがこの証明ではないかと思います。
また管理する先生からは、「学習計画機能」と「管理画面」が Monoxerの大きなメリットとして挙げられています。
学習計画機能では、生徒・児童一人ひとりの進捗や記憶状況に合わせた学習計画を配信できます。学習計画は記憶速度と忘却速度を加味されているので、最終日をほぼ全てを憶えた状態で迎えられます。
管理画面では、生徒・児童が取り組んでいる Monoxerのタスクの進捗や記憶状況を一度にリアルタイムで確認できます。
<導入塾の声>
遅れだけでなく、ペースに無理がないのか、逆に物足りなくないのかといったことも、複数の生徒の状況を一度にリアルタイムで確認できます。効率的・効果的な声かけを行うことができるようになりました。誰がいつ何回学習したのか可視化され、努力のプロセスや効果が見えるので「あの時間にこんなに頑張っていたね」と声をかけることができます。
Monoxerでは、導入を検討されている塾・学校向けに料金や主要機能、利用事例がまとまった詳細資料をご用意しています。
詳細資料は無料で請求でき、定期対策やテスト対策への活用方法を知った塾・学校からは
「実際の使用例が示されたのは分かりやすかった。イメージしやすかった。」
との声をいただいています。
また現在、2週間の無料トライアルも行っています。お問い合わせから最短即日でトライアルを開始でき、先生も生徒・児童もMonoxerでの学習を体験できます。詳細は資料をご覧ください。