鹿屋市立串良中学校様 英語が苦手な子も「書ける」から「使える」へ。Monoxerで変わる学習の質

鹿屋市立串良中学校
情報教育担当・
生徒会担当・
1年1組・2年1組・3年1組担当
樋口 陽平先生
(※2026年2月取材当時)

〈 学校の特徴 〉

比較的穏やかな子が多い学校

学習には一生懸命取り組む生徒が多いが学力的には二極化

生徒会新聞や入学説明会で生徒主導でICTを活用する等、ICTに積極的な学校

Monoxerの導入により実現できたこと

POINT 01

英単語の着実な定着を実感

英語が苦手な生徒も「important」等の難しいスペルの単語を正確に書けるように

苦手な単語をAIが分析・反復できる機能により、小テストの平均点が向上

POINT 02

英単語の定着により総合的な英語力の向上の兆し

教科書の本文をリスニングする際に聞き取れる単語数が増加

英作文で翻訳機に頼る機会が減少、特に英語が苦手な生徒で顕著に変化

POINT 03

集中力と学習意欲の向上

集中力が続かない生徒も、ヘッドホンを活用し自分の世界に没入しながら集中して学習

勝負形式での学習で盛り上がり、休み時間にまでMonoxerで学習する姿

単語力の向上、聞き取れる単語の増加を生徒自身も実感し、学習に取り組む姿勢に変化


Monoxerをどう活用したか

POINT 01

Monoxerの位置づけ

授業冒頭5分間の「英単語プリント」をMonoxerに移行
「知識の定着」をMonoxerが担い、授業本編では長文読解や表現活動など発展学習に注力

▲ 先生が作成した英単語プリント

POINT 02

Monoxer活用にあたり意識したこと

短時間集中
ショート動画の流行など、現代の生徒の集中力に合わせ、あえてMonoxerの時間を「短時間で区切る」ことを徹底
1年生:3分間(「話せる・書ける」英語の楽しさを優先)
2・3年生:5分間(生徒が集中できる時間に合わせて徐々に延長)

POINT 03

実際におこなったこと

 Monoxerでの授業準備
授業で学習をしている範囲をユニットごとにおすすめ設定
週に2回程度つけかえを実施

ICTを活用した授業全体の流れ
Monoxer学習(5分):授業冒頭/各自のペースで記憶度を高める
小テスト(3分):ロイロノート(相互採点)で実施
本文リスニング・内容確認:本文リスニングした内容をペアで確認し、聞き取れた内容を相互に確認
英語表現:習得した単語を用いて例文を作成し、ロイロノートで提出

授業中のMonoxer学習時間の内容
学習時間はモチベーションを高める「勝負形式」の工夫
ペア同士で「グラフの緑(記憶度100%)の増加率」を競い、遊び心を持って学習
勝敗の確認と合わせて、ペア同士で前向きなフィードバック(例「難しい単語が書けるようになったね」)の時間も設定

POINT 04

生徒に対する声掛け・見取り

授業中
生徒たちの学習を確認しながら手が止まっている生徒がいたら「まずは記憶度50%まで頑張ってみようか」「もう少しいけるんじゃない?」と前向きなフィードバックを実施

授業後
週2回程度、管理画面では取り組み状況の把握として「学習回数」を中心に確認する
「記憶度」は、授業中に生徒がグラフを見せてくれることが多く、小テストの結果からも定着度を把握できるため、管理画面上ではあまり見ない

成績への反映
評価指標「主体的に学習に取り組む態度」で組み込む予定


Monoxer活用に向けた準備

STEP 01

おすすめタスクの指定

操作

左メニュー「担当学級」>「タスク」タブ>「タスクの配信」>「ピンマーク」をクリック

STEP 02

おすすめしたタスクの学習回数の確認

操作1

左メニュー「担当学級」>「タスク」タブ>おすすめしたタスクをクリック

操作2

「記憶状況」タブ(最初にこの画面に遷移します)

 

  •  \ 樋口先生 へインタビュー / 

Q.

Monoxerを導入して変わったことについて教えてください

A.

事務作業の効率化
従来のプリント作成、小テストの回収・採点業務をカット
空いた時間を生徒一人ひとりへの個別指導やフィードバックに充当

Q.

授業中の英単語学習以外でMonoxerを使っている内容があれば教えてください

A.

 テスト前の自習
  ワーク、Monoxer、プリントから自由に学習してよい時間を設定
  クラスの7割弱の生徒がMonoxerを選択

 授業中の復習時間
  長文読解や文法の授業で時間が余った際に、長文読解に出てくる単語をMonoxerで復習を実施

 端末の持ち帰り学習
  今年度2学期からタブレットの持ち帰りを開始、懸念していた端末故障などのトラブルもなく、スムーズに運用を継続
  冬休み課題
   指定した単元の「記憶度60%以上」の課題を課し、良好な取り組みを確認

Q.

今後の展望について教えてください

A.

 ICTツールを効果的に活用することで生徒が英語でアウトプットに使える時間を増やしていきたい

 課題の提出方法を教師が決めるのではなく、生徒自身が英語を書く・話すなどを適切に選択して課題を進めることができるようなことをしたい

Q.

これから使い始める先生にメッセージ

A.

英語は学習させないといけない単語数が多くなってきていると思います。その単語をすべて教員が準備するのは難しいことではないでしょうか。そこでMonoxerを時間を区切って活用することで、発音・スペルの練習ができ、長文のリスニングや読解に向けた基礎的学力の定着につながると思います。