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ベスト学院様 活用事例 Monoxerがもたらす学習の個別最適化と習慣化|組織浸透の先で得られた確かな成果

 🏫 お客様情報

福島県を中心に学習塾や英会話教室、AI教育などの教育サービスを提供する企業。小中学生を対象とした集団指導の「ベスト学院進学塾」「BHS(ベスト学院ハイステージ)」や自立学習指導の「ベスト学院自立館」、高校生向けの予備校「東進衛星予備校」などを運営する。

▼Monoxer活用シーン/科目
学年: 中1〜中3
科目: 英語/理科/社会
活用シーン: 授業内/家庭学習
使用コンテンツ: iワーク/オリジナルコンテンツ
Monoxer導入年度:2021年度

📈 活用サマリ

導入目的:
・家庭学習など授業以外の時間で基礎学力を身につけてもらうため

目的の実現における課題:
・授業時間は限られるため、英単語の暗記のような基礎学力を伸ばす時間を設けるのは困難
・新しいツールの組織浸透をいかに図るか
・どのようにして学生のアクティブ率を高めるか

取り組み:
・定期テスト対策・実力テスト対策ともに、1週間に80単語程を目標として配信を
・最初は簡単な内容から入り、徐々にハードルを上げていくように工夫
・定期テスト前に「チェックテスト」を配信
・生徒のモチベーションアップのために称賛や励ましのコメントやスタンプを送信
・生徒のアクティブ率を自然に高めるために、イベント要素の強い企画を実施

効果:
・「Monoxerの活用度」と「定期テストや実力テスト」に一定の相関性を確認
・ 英語が苦手な生徒から「このアプリ(Monoxer)なら英単語を頑張れる」との声があった
・自習時間にはMonoxerで競い合ったり、生徒同士で応援しながら取り組んだりといった活用ができている

▼今回お話を伺った方

坂田 正純(さかた まさずみ)様

・現在担当されているお仕事:ICT推進部 部長
・領域について:各種ICTの配信設計
・お仕事で大切にされていること:生徒一人ひとりの志望校合格と「ベスト学院に通ってよかった」と言っていただくこと
・ご家族構成、ご趣味、休日の過ごし方、マイブームなど:アウトドア・釣り・畑

吉津 隆志(きつ たかし)様

・現在担当されているお仕事:教務部 課長
・領域について:教務部カリキュラムにモノグサを導入、月次のブロック運営検証
・お仕事で大切にされていること:丁寧に説明すること。
・ご家族構成、ご趣味、休日の過ごし方、マイブームなど:子供と遊んだり家事をやったりします。

伊藤 真由美(いとう まゆみ)様

・現在担当されているお仕事:ICT推進部 課長
・領域について:モノグサ配信設計、活用推進、運営管理
・お仕事で大切にされていること:ベスト学院に通って良かったと思っていただく行動をすること。
・ご家族構成、ご趣味、休日の過ごし方、マイブームなど:韓ドラ、温泉、料理、ビール

星 健次(ほし けんじ)様

・現在担当されているお仕事:ICT推進部 モノグサ担当係長 ・領域について:モノグサ現場統制、配信責任 ・お仕事で大切にされていること:塾に通って「楽しい」と言ってもらえるための授業を心がけています ・ご家族構成、ご趣味、休日の過ごし方、マイブームなど:ドラマ・バラエティー番組を見る、DIYで何かをつくる

目次[非表示]

  1. 【導入目的】「成績の上がる塾」をテーマに、基礎学力向上を目指す
  2. 【効果実感】英語が苦手でも「Monoxerなら英単語を頑張れる!」
  3. 【活用方針】主に中学3年生の英語で活用、年間カリキュラムにも組み込む
  4. 【活用ポイント①】目標の記憶度を徐々に高めて、チェックテストで定着化
  5. 【活用ポイント②】 アクティブ率向上のカギは「講師からのコメント・自宅学習・イベント化」
  6. 【活用ポイント③】 組織浸透には根気強さも大切!活用研修や成果共有で全体を上手く巻き込む
  7. 【今後の展望】ICTとクラス指導の強みを掛け合わせて各生徒の志望校合格を実現させたい

【導入目的】「成績の上がる塾」をテーマに、基礎学力向上を目指す

‐はじめに、御校の教育方針や生徒様の特徴についてお聞かせください。

‐坂田様
私たちは教育方針として「人づくりビジョン」を掲げています。具体的には、「すべては生徒一人一人の夢達成の為に、全力をつくす」「21世紀の真のリーダーの育成」「社会に貢献できる人財の育成」の3つです。これらを達成するために、まずは目の前の目標である志望校への合格に向けて「成績が上がる塾」をテーマに運営しています。

また、本校には小学生から高校生まで様々な層の生徒がいます。例えば、難関校を経て将来医師や弁護士などを目指して「BHS(ベスト学院ハイステージ)」に通う生徒もいれば、地元の進学校や準進学校への入学を目標に「ベスト学院進学塾」に通う生徒など多岐にわたります。

‐Monoxerを導入された背景や目的について教えてください。

‐坂田様
限られた時間内で成績アップにつながる指導を行うためには「基礎学力」が不可欠であり、特に「英単語」は重要です。一方で、授業はテストで良い点が取れることに傾注したカリキュラム設計をするため、暗記に時間を割くことはできません。

そこで、家庭学習でしっかりと基礎的な学習を身につけてもらうのを目的として、Monoxer導入を検討しました。

‐Monoxerを選んだ決め手は何でしたか?

‐坂田様
主に2つあります。1つ目は、AIによって生徒の習熟度に合わせた問題を出題してくれるといった「個別最適な学習」を実現できる点。2つ目は、管理画面を通じて生徒の学習状況や記憶度をリアルタイムに把握できる点です。

定期的に小テストを実施しているのですが、これまでは生徒がどれくらい準備ができた状態でテストに臨んでいるのかまでは分かりません。こうした状況に対してMonoxerを導入すれば、小テスト前に学習状況や記憶度を客観的に把握でき、必要に応じて声がけなどを行えるようになる点も魅力的でした。

また、暗記に特化しつつAIで個別最適な学習を実現できるツールは、他に見当たらなかったのも理由のひとつです。

【効果実感】英語が苦手でも「Monoxerなら英単語を頑張れる!」

‐Monoxer導入によって得られた効果についてお教えください。

‐伊藤様
Monoxerで学習した生徒は、実力テストの長文問題で点数を取れるようになってきました。もともと文法が不得意な生徒であっても、文法が少ない長文であれば平均以上の点数を取れています。リスニングについても、Monoxerの自動読み上げ機能のおかげでレベルの向上を実感できています。

また、英語が苦手な生徒が「このアプリ(Monoxer)なら英単語を頑張れる」と言ったのが驚きでした。
私たちの時代は紙だったので、こういった生徒がいるのであれば環境を用意することも大切だなと思います。

‐坂田様
学習効果の実証のためには、学習をしたかどうかの「アクティブ率」を高めるだけでなく、その中身となる「記憶度」も高めなければならず、かなりの年月を要しました。

こうした取り組みの結果、活用が浸透してきましたし、「Monoxerの活用度」と「定期テストや実力テスト」には一定の相関性も確認できました。基礎学力はテストの点数に大きく影響することが示唆されたとみています。

‐効果を得られた要因は何だと思われますか。

‐伊藤様
基本的には「記憶度を80%以上にしましょう」のように課題を設定して、必ず取り組んでもらっています。半ば強制ではあるものの、生徒がMonoxerに取り組むなかで記憶度が60%から70%のように徐々に高まっていくことに楽しさ・やりがいを見出しているようです。

また、クラス指導なので、自習時間などにはタブレットを使いながら皆で競い合ったり、生徒同士で応援しながら取り組んだりといった活用ができている点も良い効果につながっているのではないでしょうか。

‐活用に向けてどのような学習アドバイスをしていますか。

‐伊藤様
「英語は文法だけでは成績が上がらない」「事前に単語をマスターして授業に参加しないとついていけなくなる」といった点はきちんと伝えています。また、「英語が苦手なら、Monoxerで音と文字を目と耳の両方から情報を入れることも大切」とも伝えています。


休み時間にMonoxerを利用している様子

【活用方針】主に中学3年生の英語で活用、年間カリキュラムにも組み込む

‐Monoxerの活用および運用状況についてお聞かせください。

‐坂田様
本校内の各事業体ごとで異なりますが、特に「中学3年生の英語」の定期テストおよび受験対策での活用に重きをおいています。また、学校における英語の教育レベルが高まるなか、より早期に英語学習に注力すべきという考えから中学1年生や2年生へも活用の幅を広げています。

なお、どのようなツールも「自由に使ってみよう」では活用されないため、明確な目的を定めて成果につながるタスク(課題)の配信を心がけています。例えば、実力テストや定期テストの各時期には、特別対策用の配信を行います。

‐吉津様
大枠の活用方針を受けて、運用にまで落とし込みました。具体的には、年間カリキュラムにMonoxerの活用スケジュールを組み込んで、年度の初めに生徒へ共有します。年度のスタート時点でゴールまでの道のりを示すことで、モチベーションを維持しつつ迷うことなくカリキュラムを進めることが可能です。

‐Monoxerの具体的な活用ペースや活用シーンはいかがでしょうか。

‐坂田様
定期テスト対策・実力テスト対策ともに、1週間に80単語程を目標とし、学習計画を設定して配信を行っています。これは一週間のうち1日目から4日目まで20単語ずつを目安として覚えていき、5日目で復習を行うペースを想定しています。また、授業の合間や自宅などで生じる隙間時間を活用して取り組むことも推奨しています。

【活用ポイント①】目標の記憶度を徐々に高めて、チェックテストで定着化

‐Monoxerの活用で工夫された点をお教えください。

‐伊藤様
最初は簡単な内容から入り、徐々にハードルを上げていくように工夫しています。受験対策コースであれば、まずは1・2年生で学ぶ英単語からスタートして、最後に3年生で学ぶ単語を習得できるように計画します。

本科コースにおいても、最初から記憶度100%を目標にすると挫折してしまう生徒もいるため、記憶度30%、50%と少しずつハードルを上げて、負担なくMonoxerに取り組めるようにしています。

‐星様
記憶度が一度100%になったとしても、徐々に忘れていくのは避けられません。そこで、より定着化を図るために、小テスト機能も活用しています。本科コースでは定期テスト前に「チェックテスト」を学校毎に配信しています。受験対策コースでは、毎週の事後テストに加えて「まとめテスト」や「講習会時テスト」を設けています。

こうした工夫によって、記憶の定着からテスト問題を解く力の養成までを一貫して行っています


記憶度を頑張って上げている様子
 

【活用ポイント②】 アクティブ率向上のカギは「講師からのコメント・自宅学習・イベント化」

‐生徒がMonoxerに取り組むモチベーションを維持・向上させるために意識している点をお教えください。

‐伊藤様
アプリ上で教室担当者からのコメントやスタンプ、英語科からの定期的な応援メッセージ送信などを行っています。

アプリを見てくれない場合には、保護者宛てにメールで「Monoxerの事後テストがあるのでお声がけをお願いします」と送り、ご家庭でも保護者からフォローいただけるように促しています。ご家庭での協力もあり、「朝起きたらMonoxerに取り組むようにしている」など学習を習慣化できている様子もうかがえます。

‐坂田様
毎月およびイベント前にMonoxerアプリの全体掲示板および教室掲示板で、モチベーションアップのためのメッセージを送信しています。直接生徒と繋がるので、ユニークなメッセージを送ることもありますよ。

また、毎月の学習回数やまとめテストのランキングを成績優秀者上位と優秀教室で掲示しています。三者面談時には、「Monoxerの声」としてお客様の声と学習者分析をまとめた資料を配布し、保護者を巻き込む取り組みも行っています。


生徒様からのお喜びの声を集めたアンケート結果(抜粋)

生徒が学習回数ランキングの順位を確認している様子

‐各生徒の学習管理はどのように行っていますか。

‐坂田様
目の前の生徒の学習状況を把握するために、まずは英語担当者および教室担当者が進捗を確認するようにしています。その上で、月間の指標などはこの運営メンバーで管理しながら、必要に応じて改善策の検討を行っています。

具体的にはアクティブ率を生徒別で確認して、アクティブ率が高い生徒には称賛のスタンプを送ったり、1週間以上活用がみられない生徒に対しては励ましのスタンプを送ったりしていますね。

‐Monoxerのアクティブ率・記憶度の向上を促すために取り組まれたポイントについて、より詳しくお聞かせください。

‐坂田様
まず「アクティブ率」を伸ばす上で、「いかに自宅学習でMonoxerに取り組んでもらうか」という点に苦労しました。

そこで、授業の一環とするために教務部と連携したり、定期テストや実力テストなど目的を明確化したりしました。惰性的にダラダラと取り組むのではなく、明確な目的をもって取り組めるようにするための工夫です。その結果、アクティブ率の向上に至ります。

また講習会では、「満点取りな祭」というユニークなネーミングの企画も行いました。イベントとして楽しく取り組めるように、満点を取れた生徒には賞状やモノグサのオリジナルグッズを贈呈します。

その他にも3年生の入試直前のタイミングでは、「モノグサ選手権」と銘打って競い合いながら3年間の総復習を行える企画も実施しました。

このようにイベント性を活用してアクティブ率と併せて「記憶度」の向上も図っています。その際、記憶度の評価を教室平均にすることで、「自分も勉強しなければ」という意識をもつように促しています。さらにブロック単位で対抗することで、生徒だけでなく社員も一丸となって盛り上がれる企画にした点もポイントです。


「満点取りな祭」のチラシ

💡 活用ポイントのまとめ
生徒のモチベーションアップのために称賛や励ましのコメントやスタンプを送信
アクティブ率を伸ばすためには、目的を明確化した上で自宅学習を促すのがポイント
生徒の意欲を自然に高めるためには、施策の「イベント化」が有効

【活用ポイント③】 組織浸透には根気強さも大切!活用研修や成果共有で全体を上手く巻き込む

‐講師皆様の特徴とMonoxerの組織浸透に向けた工夫についてお教えください。

‐坂田様
ベテラン層と経験が少ない若い層に分かれています。若い層については経験・スキルはベテラン層より少なくとも、Monoxerのような新しいツールをすんなり受け入れて積極的に活用していける点は良いところですね。

一方で私自身を含めて、ベテラン層の場合は、自らの授業スタイルの追求を重視する傾向があるため、Monoxer活用や浸透については少し抵抗感をもつ部分はありました。ただ、数字として成果が出てくるに連れて、受け入れてくれる社員も多くなっています。

そのため、成功・失敗を問わずまずは実際に使ってもらうことが大切だと実感しています。その上で、成功事例はどんどん応用して全体に良い影響が及ぶようにするのです。一方で、上手くいかない場合は、スキル不足ではなく単に使っていないケースが多いため、手を差し伸べて一緒に改善策を考えるようにしています。

‐星様
配信担当者から直接浸透を促すというよりは、各エリアにMonoxer活用推進の担当者を配置して現場の状況を踏まえながら、各講師がMonoxerを活用していけるようにしています。この点も、スムーズに運用できている理由のひとつだと思います。

あとは配信を設計する担当者、授業カリキュラムに組み込む担当者など、役割分担を明確にしているのもポイントですね。

‐Monoxer導入が決定した際の、講師皆様の反応はいかがでしたか。

‐坂田様
新しい取り組みを行うとなると、どうしても「手が掛かるから面倒だ」というリアクションもあります。「通常業務も忙しいなかで新しいことをしなければならない」といった考えをもたれてしまうことが最初の壁でしたね。

ただ、実際に使用して成功事例を積み重ねていくなかで、意識は変わっていきました。特に、生徒の学習状況や記憶度が手に取るように分かる点は、生徒の成績向上を目指す私たちにとって武器となるため大きなメリットです。

こうしたメリットを実感する講師が増えて浸透が進んだことで、アナログで行っていた作業を減らせましたし、Monoxerでのコミュニケーションを通じて生徒や保護者との信頼関係を構築することもできました。

Monoxerも含めてICTツール導入のポイントは、「浸透時の壁をいかに乗り越えるか」「浸透を諦めずに取り組めるか」ではないでしょうか。その壁を乗り越えさえすれば、他塾との大きな差別化につながります。

‐Monoxer導入にあたり、現場の管理者様向けにどのような研修を行いましたか。

‐坂田様
導入の初年度から2年目までは、作成した操作方法の動画マニュアルを用いていました。現在は、教務研修のなかで定期的にICT研修の時間を設けて、新しい取り組みの周知や分析の成果報告を行っています。

‐管理者様のMonoxer活用に関する基準はありますか。

‐伊藤様
アクティブ率については、月間で80%が最低ラインです。その上で、新規入会者がいるため達成は難しいものの、基本的には100%を目指すように呼びかけています。

運営メンバーが校舎全体の活用状況について会話している様子

‐これからMonoxer導入する方に伝えたいポイントやアドバイスはありますか。

‐坂田様
導入を成功させるためには、まず先導する教室をつくり出し、全体の運営を引き上げることが大切だと思います。良い事例を得られたら、学習成果を生徒・保護者・社内に根気強く浸透させながら、全社を巻き込んで改善を行います。

講師側がMonoxerは成績を上げるための力強いツールであると信じて、生徒任せにするのではなく、生徒に寄り添い、やらせ切ることが重要です。そうすれば、手の届かなかった部分を補い、更なる成績向上を生み出すことができるのではないでしょうか。

💡 活用ポイントのまとめ
✓まずは成否を問わず実際に使ってもらうのを優先し、成果が出たら好事例として共有する
✓配信設計やカリキュラム構築など、役割ごとで担当者を定めることも大切
✓新しい取り組みには多少の反発はあるが、好事例の創出と共有を根気強く行えば他塾との差別化を図れる

【今後の展望】ICTとクラス指導の強みを掛け合わせて各生徒の志望校合格を実現させたい

‐最後に今後の展望についてお聞かせください。

‐坂田様
今後は、Monoxerを用いて英語以外の学習教科、中学3年生以外の基礎学力定着、各種検定対策の導入を検討し、学習の習慣化・基礎学力定着・個別最適化を図りたいと考えています。

その上でICTの活用を通じて自宅学習の効果を生み出し、さらに通塾時には「テストで得点がとれる授業」を提供し、通塾する生徒全員の成績向上を目指します。

このように学力の基礎・土台を伸ばせるMonoxerをはじめとしたICTツールと、ベスト学院のクラス指導ならではの強みと掛け合わせて、生徒一人ひとりの志望校合格を実現したいですね。そして、「ベスト学院に通って良かった!」と笑顔で言ってもらえるように、これからも効果的な活用を推進していきます。

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