記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。
新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、
そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。
一方で「英単語の暗記」のように、
記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。
その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、
記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。
その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、
自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。
もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら。
新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。
週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。
つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。
モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。
すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。
私たちが取り組んでいる記憶という領域は、特定の人だけに関係するものではなく、国や文化を超えて、あらゆる人の人生に影響を与えているものです。
一方で、一人ひとりに個性があるように、記憶に対して抱えている課題も千差万別です。あるいは、記憶を課題と感じていないという人もいるかもしれません。
私たちは、目の前にいる利用者一人ひとりの課題を解決することに取り組むとともに、まだ見ぬ利用者に対して、より早く、より広く価値を届けることの両方を追求します。
そのために、一人ひとりが意志と信念を持って、「記憶を日常に。」というミッションに向けて取り組んでいきます。
人類の歴史上、記憶というものに対して、包括的に課題解決に取り組んだ例はありません。そのため、正解はおろか、何が真の課題なのかも自分たちで見つけ出さなければなりません。
この記憶という、広大かつ未開拓な領域に立っている私たちの前には誰もいません。後ろにもいません。自分が常に最前線であり、最後尾でもあり、誰もその代わりを務めることはできません。
しかしながら、私たちの隣には自分にはない強みを持った頼れる仲間がいます。また、自分の人生でまだ出会ったことのないほど魅力的な仲間たちが、きっと私たちとの出会いを心待ちにしているはずです。
私たちは一人ひとりが代わりのきかない責任を全うするとともに、ここにいる、そしてこれから出会うAmazing Peopleと協働して、新しい価値を創造します。
人の記憶のためのサービスは、長期間利用していただくことによって、より大きな価値を感じていただけるものです。時には利用者の人生を大きく左右することもあるでしょう。
そのようなものを提供するものとして、利用者からの信頼が一番大切であると考えています。また、信頼は期待を上回る価値を提供し続けることで、はじめて獲得できるものです。
一方で、リソースは有限であり、常に何かしらの制約は存在します。予期せぬ不運に見舞われることもあるでしょう。自分自身がボトルネックになっていることもあります。
それでも、アウトプット一つ一つにこだわることと、自分自身を成長させ続けることで、利用者からの信頼を積み上げていきます。
私たちは社名の通り、“ものぐさ”さを大切にしています。「ものぐさ」であるとは、物事の本質を見極め、真に重要な課題に取り組むこと。また、常に一定の余裕と広い視野を持っている状態のことだととらえています。
一見、生産性や効率性とは相反するように感じられる「ものぐさ」さが、長期的にはより大きなインパクトの実現に繋がる重要な要素であると考えます。
私たちが取り組んでいる記憶という領域は、まだ解明されていないことも多く、本質的な解決には時間がかかります。10年かかるかもしれませんし、もしかしたら100年以上かかるかもしれません。
いずれにしても、この壮大なプロジェクトはまだ始まったばかりです。ですから、日々起きる問題や苦難すらも楽しむ余裕を持って、この長い道のりを一緒に歩いていきましょう。
Monoxer(モノグサ)は、「ものぐさ」に由来しています。
「ものぐさ」は主に「めんどうがる」といった意味で使われるため、否定的な意味でとらえられることが多い言葉です。
しかし、逆の見方をすれば、つねに一定の余裕を持ち、真に重要なコトに取り組んでいる状態と言えると考えています。
これまで、「記憶」は面倒なことや辛いことが多い活動だったからこそ、 Monoxerによって、賢くムダを省き、本質的なことだけに時間を使える「ものぐさ」な状態に導きたい。
Monoxerという名前には、そうした思いが込められています。
名古屋大学経済学部卒。2010年に株式会社リクルートに入社。中古車領域での広告営業に従事し、2011年に中古車領域初及び最年少で営業部門の全社表彰を受賞。2013年からは「スタディサプリ」にて高校向け営業組織の立ち上げ、学習到達度測定テストの開発、オンラインコーチングサービスの開発を行う。高校の同級生である畔柳と2016年にモノグサ株式会社を共同創業。
東京大学大学院情報理工学系研究科卒。コンピュータ科学を専攻、分岐予測・メモリスケジューリングを研究。2013年にグーグル株式会社に入社し、Text Frameworkの高速化およびLaptop対応、ソフトウエアキーボードの履歴・Email情報を用いた入力の高精度化、およびそれを実現する高速省メモリ動的トライの開発、ジェスチャー入力の開発を行う。高校の同級生である竹内と2016年にモノグサ株式会社を共同創業。
一橋大学社会学部卒。2010年株式会社リクルートに入社し、リクルートグループの経理を担当。2012年からは、株式会社リクルートホールディングスのIPOプロジェクトに従事。2014年からは、株式会社リクルートホールディングスの投資マネジメント室にてM&A、グループ再編等の社内FA及びRecruit Strategic Partners取締役として、リクルートグループのCVCファンドの企画・運営に従事。その後同期である竹内の誘いで、2018年にモノグサ株式会社に入社。
大阪大学大学院法学研究科卒。株式会社UFJ銀行にM&A担当として入社。2004年に株式会社リクルートへ入社し、人材領域にて、経営管理と営業企画の業務を中心に従事。2011年に大阪大学にて特任准教授に就任。2013年よりサイボウズ株式会社へ入社をし、経営企画に加えて財務経理、広報の責任者を兼任。2021年より取締役に就任。サイボウズ入社後は複業として経営コンサルティング事業を展開。企業や大学に対する経営・事業アドバイスを実施。2023年にモノグサ株式会社の非常勤取締役に就任。
横浜国立大学経済学部卒。2007年に有限責任監査法人トーマツ入所。 各種法定監査、株式上場準備にかかるコンサルティング業務に従事。2018年に株式会社ウエディングパーク監査役、2019年に取締役経営本部長に就任。事業規模の拡大、人員構成の変化、組織変更に伴うリスク管理体制を一から再構築。2022年に独立開業。上場会社を含む事業組織に対し、財務会計・管理会計に関連するアドバイザリー、内部管理体制の整備、生産性向上に向けた業務改革プロジェクト支援のコンサルティング業務を提供。2024年にモノグサ株式会社の非常勤監査役に就任。
社名 | モノグサ株式会社 |
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代表取締役共同代表 | 竹内 孝太朗 畔柳 圭佑 |
設立 | 2016年8月10日 |
本店所在地 | 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル 7階 |
資本金 | 1,286,794,652円(資本準備金含む) |
従業員 | 105名 |
主な事業内容 | 記憶のプラットフォーム Monoxer の開発と運営 |
サービス | Monoxer |
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