「記憶度」が難関資格の学習を支える。一級建築士合格率No.1の総合資格学院におけるプラスアルファのMonoxer活用

総合資格学院は、建築系資格の最高峰である1級建築士試験で日本一の合格実績を達成し続ける資格スクールです。2024年(2025年度受験講座)から、同スクールは受講生の合格率と満足度の更なる向上を目指して、講義と連動した予復習ツールとしてMonoxerのオプション提供をスタートしています。Monoxerを活用しながら、多忙な受講生の難関資格合格を支える取り組みについてお伺いしました。


お客様情報
⚫︎企業名:株式会社 総合資格
⚫︎ 業種:資格スクール
⚫︎ 従業員規模:~999人 
⚫︎ 取材ご対応者様:
・株式会社 総合資格 本社 講座開発部 執行役員/部長 坂井映二 様
・受講生:岡田珠緒 様
・受講生:圓尾夏海 様

Monoxer活用シーン
⚫︎ 推進部署:講座開発部
⚫︎ 学習者属性:資格受験者
⚫︎ 活用シーン:一級建築士の学科試験対策
⚫︎ Monoxer導入年度:2024年(2025年度受験講座)


導入事例サマリー

導入背景(目的・課題)

⚫︎ 一級建築士資格は極めて難易度の高い資格で、合格にはおよそ700〜1,500時間の学習が必要とされている。一方で、受講生の多くは社会人であり、仕事と両立しながら十分な学習時間を確保することが難しい。
⚫︎ スキマ時間や自宅での学習を支援することが試験の合格率向上の鍵と考え、スキマ時間にも活用しやすい効率的な学習ツールを提供できないかと検討。

取り組み

⚫︎ 総合資格学院の講義やオリジナル教材をもとに、Monoxer上で同学院オリジナルの学習コンテンツを作成。講義と合わせて予復習に活用できる記憶特化の有料サービスとしてMonoxerを提供。
⚫︎ 受講生は自身のスタイルとスケジュールに合わせた計画を立て、学習。

効果

⚫︎ 記憶度という指標により学習計画と実行が容易になり、講義の理解度が向上。
⚫︎ 合格率16.5%(2025年度)という難関試験に対して、Monoxer上で提供した学習コンテンツを全90%程度記憶定着できた受験者の合格率は69.8%に。

【導入背景】No.1として目指す、更なる合格率と満足度向上。類似アプリにない「記憶度」で、受講生に取り組みやすさを届けたい

ーー御社の運営する一級建築士試験講座と、坂井様の所属する部署の役割について教えてください。

坂井:一級建築士は建築分野で最難関の資格試験です。当学院の学科試験対策講座では、合格に徹底的にこだわり、毎年11月から翌年7月の学科試験受験日まで週1回の講師による対面講義、欠席などの際でも学習を補えるオンラインの講義映像、学習ツールの提供など、あらゆる面でのサポートを行っています。

私の所属する講座開発部は、当学院のさまざまな資格の受験講座の内容を制作する部署です。教材制作、講義内容の企画、講師の方への研修、オンライン講義映像の作成、講義開催中の教室へのサポートまで担当しています。

ーー合格実績No.1を継続し続ける御社が、2024年からMonoxerの導入を決めた背景には、どのような課題があったのでしょうか。

坂井:一級建築士資格の学科試験は、受験までの学習目安平均勉強時間が700〜1,500時間ともいわれ、受講生には学習時間の確保が求められます。しかし、当学院に通う受講生は多忙な社会人の方も多く、学習可能なタイミングが限られています。そのため、スキマ時間や自宅での学習を支援することが試験の合格率向上の鍵と考え、スキマ時間にも活用しやすい効率的な学習ツールを提供できないかと検討を重ねていました。

ーー学習アプリケーションが数多くある中で、Monoxerを選んでくださったのはなぜですか?

坂井:Monoxerが「記憶度」を推定・可視化し、それに応じて問題形式も変化させてくれる類を見ないツールだったからです。以前から○×形式などの学習アプリは提供していたのですが、取り組みやすさが全く違うことに驚きました。これなら忙しい受講生の役に立つはずと確信できたのが決め手です。

【取り組み内容】講義連動で学習効果を高めるプラスアルファの有料コンテンツ

ーーどのような形で受講生の方々にMonoxerを提供されているのでしょうか。

坂井:対策講座がスタートする11月に、受講者全員に対してコンテンツの一部を無償提供しました。その後、12月以降の利用希望者を募り、申し込み制の有償サービスに移行しています。

コンテンツとしては、当学院の担当が責任を持って、一級建築士試験の学科五科目を学ぶ、記憶に適した5,000エントリ*計91Book*の問題を制作し、配信しました。

Monoxer申込者の実利用率は7〜8割程度と、高い数字となりました。これも、有償サービスと位置づけたことで、利用者の意欲が高まったからではないかと考えています。

*エントリ:問題のこと
*
Book:学習者に配信する問題のまとまりのこと

ーー資格講座とはどのように連動させたのでしょうか。

坂井:講義の回数とMonoxerのBook名・フォルダ名を対応させることで、講義に合わせた予習・復習を行いやすくし、学習効果を高められるように工夫しました。

本日は、Monoxerを熱心に活用して令和7年度の一級建築士学科試験に合格した岡田さんと圓尾さんにも来てもらっています。実際の活用方法は受講者の方々にお任せして学習を進めてもらっていたので、詳しい利用シーンについては、お二人に伺ってもらえたらと思います。

【記憶の有効性】キッチリ派にもマイペース派にも、可視化された記憶度は学習の道しるべ

(左:岡田 珠緒 様           右:圓尾 夏海 様)

ーーお二人が講座を受講した理由と、受講時の状況について教えてください。

岡田:私は二級建築士資格保持者として会社で実務を行っていたのですが、会社の支援制度を利用すれば、合格実績No.1の本講座を受講できるとあって、一級の資格取得を目指すことに決めました。部署異動直後で業務量は比較的緩やかなタイミングでしたが、学習できる時間はやはり限られていました。

圓尾:私は大学院の1回生でした。知人の先輩受講生の薦めと、高い合格実績に惹かれて総合資格学院を選びました。学生ではありますが、特に受講開始当初の11月から2月までは、就職活動で学習には多くの時間を割けないような状況でした。

ーーお二人が無料期間終了後もMonoxerを使い続けようと思ったのはなぜですか?

岡田:私は以前から無料の四者択一形式の試験対策アプリを使っていたのですが、問題文と答えを位置記憶してしまうことがあり、学習効果に疑問を持っていました。MonoxerはAI搭載で選択肢の並び順や問題形式が変わるので、位置憶えの心配がなく、数値入力など多様な問題形式が用意されている点も、安心感につながったのです。また、総合資格学院が問題を制作しているため信頼がおけるという点も、決め手になりました。

圓尾:私は机で学習するのが苦手で、ついついスマホを触ってしまう癖があることに常々悩んでいました。でも、無料期間、Monoxerをホーム画面の一番目立つところに入れておいたら、驚くほど学習が進んだのです。「これは絶対私に必要だな」と感じて、継続利用を決めました。

ーーお二人のMonoxerの学習シーンと学習方法について教えてください。
岡田:Monoxerの利用は、朝の通勤、昼休憩、帰りの通勤各30分の計1時間半です。Monoxerには知識のインプットを任せ、帰宅後は、紙媒体で思考力の問われる問題を集中して解きました。

講義に合わせた学習計画を組み、予習は教科書も見ず、初見でMonoxerの問題を解くようにしていました。正直、間違うのは嫌なのですが、そのワンクッションがあると、授業の内容がとても分かりやすくなるのです。

圓尾:私も朝と帰りの通学の時間、あとはお風呂の時間やプライベートの電車移動時が主な活用タイミングでした。短い日は10〜15分程度、多い日は2時間以上と時間はまちまちでしたが、ほぼ毎日学習していました。

私も予習はまずMonoxerで問題を解くことからスタートしました。一度解いてから教科書を読むと「そういうことか」と理解が進むのです。気が乗らない日でも、Monoxerをすると「まずい、全然分からないぞ」と危機感が生まれて、学習意欲が湧いて来るのです。

ーーMonoxerの特徴である記憶度はいかがでしたか?

岡田:とても役に立ちました。私は何事もため込まず、スッキリ片付けておきたいタイプなので、各タスクやBookの記憶度は必ず100%にしなければ気が済みませんでした。計画を立てること自体も好きなので、講座に合わせて予習と復習を並行して進める計画を立て、模試前には再度学習計画を立て直しました。2周目はかなり憶えているので100%になるのも早く、楽しかったです。

圓尾:負けず嫌いな性格の私にも、記憶度は助けになったと感じています。記憶度の色分けが「はやくクリアして色を変えたい」という気持ちを刺激してくれるので、「講義の終わった単元は1週間以内に全部記憶度100%にする」「2週間後にはまた復習する」と自分の中でルールを決め、どんどん負荷を増やすことができました。

気分屋でもあるので、取り組む問題は厳密に固定せず、その日の気分で取り組んでいました。手を付けている箇所に偏りがあると、未学習や予定から遅れているといった表示が出てくるので、「こっちも早く進めなきゃ」「遅れてるけど、意地でも終わらせる」という気持ちになれて、バランスを保ちやすかったです。

【効果実感】合格率16.5%の超難関でも、記憶度上位者は約7割が合格。スマホ時間を予復習タイムに変える欠かせないツール

ーーMonoxerの学習効果は感じられましたか?

岡田:はい。講座と連動しているので学習計画が非常に立てやすく、講座序盤はMonoxerで基礎を固め、試験直前は対策講座の学習を重点的に行うなど、戦略的に進めることができました。予習で用語や数字をある程度インプットしている分、授業の解像度が上がって理解しやすくなるのも大きかったです。

圓尾:講座の教材は種類が多いので、予習段階ではどれを見たらいいか分からず時間がかかりがちです。しかし、Monoxerでとりあえず問題を解けば、どこにポイントがあるのか分かります。その後に教科書を読めば、すんなり理解ができるので効率的でした。予習で問題をたくさん解いておくと、授業で問題がすらすら解けて記憶にも残るので、心地良かったです。

反復も容易でテンポもよく、忘れていた用語を書き出してWEB検索するなどの学習もスピーディーに行えました。今回無事に合格できましたが、Monoxerがなかったら結果は変わっていたかもしれません。それほど助けてもらった実感があります。「学習しなくてはいけないと分かってるのに、ついスマホを触ってしまう」という人には本当におすすめです。

岡田:もちろん人によって向き不向きはあると思いますが、私のように通勤時間が長い人にも、ぜひおすすめしたいです。

ーーお二人ともありがとうございました。改めて坂井様にお伺いしますが、令和7年「一級建築士」の「学科の試験」において、Monoxer利用の効果は感じられましたか?

坂井:今年度の学科試験は問題が難化し、全受験者の合格率が16.5%となるなど、非常に厳しい試験でした(前年度は23.3%)。しかし、そのような中でも、Monoxer上で提供した学習コンテンツを全90%程度記憶定着できた受講生の合格率は69.8%に上りました。

お二人のように受講者ご本人で、自身に合わせたMonoxerでの学習方法を確立し、見事合格を掴んでもらえたことは、講座提供者としてとても嬉しく思っております。他の受講生の方からも「Monoxerのおかげでスキマ時間に効率的に学習できるようになって良かった」という声がアンケートで挙がり、満足度が高まっていることが見て取れました。

【今後の展望】社内・社外研修ツールへの水平展開を模索。スクール受講生への活用で見えた幅広い可能性

ーー今後のMonoxerの活用予定や、次の目標についてお聞かせください。

坂井:まずは、今後もBookのメンテナンスなどを行い、コンテンツの品質確保を図っていきます。
また、それとは全く別の研修などでの活用方法やMonoxerアプリ内での動画や資料閲覧機能の活用も模索したいと考えています。今後、徐々に事業の裾野を広げていくことも重要になってきますので、講座の中で培った知見をMonoxerを活用してどのように活かしていけるのか、社内で話し合っていくつもりです。

必要な知識やスキルを
効果的・効率的に身に着けることができる
"記憶のプラットフォーム"

AIが個々の記憶状況に応じて学習を最適化し、記憶の定着をサポート