Monoxerを活用し、湘南ゼミナールオリジナル教材をデジタル化。効率的な知識定着を進めるとともに、学習プロセスの可視化と生徒をオンラインでもサポートできる体制を構築
モノグサ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:竹内孝太朗 畔柳圭佑)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer」が、株式会社湘南ゼミナール(神奈川県横浜市 代表取締役社長:福村賢一)が運営する学習塾、「湘南ゼミナール」で導入されることになった旨をお知らせいたします。
湘南ゼミナールにおけるMonoxerの導入背景
湘南ゼミナールは、神奈川県を中心に全国で273教室(2020年12月末時点)を展開されている大手学習塾です。
同社では、「QE授業」をはじめとするオリジナル指導法を開発するなど、「生徒一人ひとりの成績を必ず上げる」、そのために「日本一の指導技術を身につける」という志のもと、塾運営・生徒指導を行われてきました。
また、同社に通う生徒は公立を中心に国立・私立志望まで幅が広いという特徴から、英語、数学、国語はもちろん、理科、社会といった科目の学習も広く、深くサポートする必要があり、オリジナル教材の作成、展開を進めてまいられました。
一方で、紙の教材では学習プロセスが見えなかったため、どれくらいの努力がどのような結果に結びついているかが分からず、効率的な生徒の学習サポートや教材の改善がしにくいといった課題感をお持ちでした。
その中で、Monoxerの「自社のオリジナル教材を簡単にデジタル化できる」、「オンラインでも効果的・効率的な学習ができる」、「学習プロセスが可視化され、生徒指導や教材の改善に活かせる」といった点に価値を感じていただき、導入いただく運びとなりました。
湘南ゼミナールにおけるMonoxerの活用について
まず中学生部門で、英単語や英熟語、理科・社会の一問一答、難関校の対策問題集をMonoxerに搭載し、オンラインで知識定着のための問題演習と学習状況の可視化ができる環境を構築いたしました。
生徒や各科目責任者の方からも実際の学習効果を体感いただき、今後は教材の幅を広げるとともに、他科目や他学年への展開を検討いただいております。
本件に関する両社代表のコメント
株式会社湘南ゼミナール 代表取締役社長 福村賢一
「湘南ゼミナールでは全講師が「その瞬間を見逃さない。伸ばしていく。」を信念に指導にあたらせていただいています。
生徒さんの現状を的確に察知し、適切なフォローをすることが学習塾の役割です。これを体現するにあたり、生徒さんはいま何ができて、何につまずいているのかを知ることがとても大切です。
湘南ゼミナールでは集団指導でも個別指導でも、授業中の様子や宿題のでき具合など日常のコミュニケーションを重ねてこれらの情報を蓄積しています。しかし、どうしても暗記領域は結果にフォーカスされ、そのプロセスの可視化に難しさを感じていました。それを可能にしたのがモノグサだと思います。生徒さん一人ひとりにとって「いま」必要な部分が抽出され、その進捗を講師と共有できる仕組みは学びの新機軸を打ち出したものだと感じています。
湘南ゼミナールでは、AIやICTの導入を進めることで、生徒さんの努力を効率的に成果につなげていきたいと考えています。」
モノグサ株式会社 代表取締役社長 竹内孝太朗
「湘南ゼミナールの皆様と共に、生徒様の成績向上に貢献できることに、感謝申し上げます。
ご案内当初から能動的・前向きに生徒様へのサポートにあたる先生方のお姿を目の当たりにし、その先生方のご指導環境アップデートのお手伝いができることに強い喜びを感じております。
Monoxerでは、先生方が生徒様の学習履歴や定着度をリアルタイムで確認できる機能性を活用し、これまで結果が出るまでサポートが難しかった「記憶定着プロセス」を可視化・最適化することが可能であると考えています。湘南ゼミナール様の素晴らしいご指導環境構築の一助となれますよう、今後もプロダクトの改善とサポート体制の拡充に努めてまいります。」
「株式会社湘南ゼミナール」について
株式会社湘南ゼミナールは「教育百年を創造する」というミッションのもと、神奈川県を中心に全国で273教室(2020年12月時点)の学習塾を展開しています。
あらゆるコース、すべての教室において、「ひとに学び ひとを育み ひとにかえそう」という想い(理念)を全社員が持ち、私たちは今日も目の前の生徒さん一人ひとりの成績向上と志望校合格に「とことんひたむき」にこだわっています。
教育を通して社会(ひと)に貢献できることに感謝しながら、湘南ゼミナールは社会のご期待にひたすら懸命に応えてまいります。
「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
Monoxerは、先生が覚えて欲しい内容を登録するだけで、その内容を定着するために必要な問題が自動で作成されます。
生徒は作成された問題をスマホやタブレットのアプリで学習していきますが、一人ひとりの習熟度・忘却度に応じて、リアルタイムで問題の出題頻度や難易度が調整されるため、一人ひとりのレベルにあった学習が実現できます。
また遠隔でも生徒の学習状況・定着度が分かるため、通学・通塾が困難な状況でも、遠隔できめ細やかな指導を行うことが可能です。