英検®︎受験者数が2.5倍に!生徒に自信をつけた、ICT活用に加えた工夫とは?

成績向上に欠かせないのが、反復学習をとにかく効率よく行うこと。
間違う、何がいけなかったのか理解する、またやってみる、という繰り返しを通して学習は身についていきます。

しかし、勉強が苦手な生徒や学習習慣が身についていない生徒にとって、反復学習は苦しいものです。誠恵高校(静岡県沼津市)で英検対策に力を入れている英語科主事・諸喜田先生も、どうすれば生徒に反復学習をさせられるか悩んでいたそうです。

<諸喜田先生>そもそも本校には、英語への苦手意識以前に、学習習慣が身についていない生徒が多いんです。これまで英語に積極的に取り組んでこなかった生徒がほとんどでした。そのため英検®︎についても、英語が得意で好きな生徒のみ年間30名くらいが受験する状況にとどまっていました。

そこで諸喜田先生は生徒に学習を継続させるために、当時全校で導入され始めたICTツールに工夫を加えて、「勉強するきっかけ」をつくることにしたそうです。

<諸喜田先生>ただICTツールを使って取り組ませても、英語が嫌いな生徒は飽きてしまうことが予想されました。そのため、ふたつの工夫を加えて、継続的に学習できるようにしました

工夫1. とにかくICTツールに触れてもらう

<諸喜田先生>実は最初、生徒のICTツールへの食いつきはあまり良くありませんでした。
やはり一定数取り組まない生徒がいて、その生徒たちにどう食いつかせるかを考えてました。
そこで、人気アニメのキャラクターや全国の駅弁を題材にした問題を作って、ICTツールで配信したんです。とにかく触ってもらって、UIに慣れてもらうようにしました

まずはツールに慣れてもらい学習に取り組みやすいマインド作りをした上で、学習方法にもさらに工夫を加えたそうです。

工夫2. 小さな成功体験を積ませて自信をつけさせる

<諸喜田先生>英単語の問題に取り組む際、まずその日に出題される単語とその和訳をノートに書かせています。一度手書きでアウトプットさせ、その上でICTツールでの学習に取り組ませているんです。これは学習を継続させるためのスモールステップにもなっています。
また、先生側がICTツールで確認できる「達成度」も、あえて生徒に見せていました。記憶したことが視覚的に分かるので、「自分でも覚えられる」という自信をつけさせられました。

小さな成功体験を積ませたことで自信がつき、生徒のモチベーションが高まったそうです。
その成果は英検®︎の合格率にも出ており……

<諸喜田先生>語彙問題にフォーカスして、4級・5級の語彙の問題を作って生徒に取り組ませたところ、まったく英語ができない生徒でも8割〜9割の点数を取ることができました。
その結果、生徒の自信がつき受験者数が増加し、年間80名弱が受験、40%ほどの合格率となっています!

英検®︎にチャレンジする生徒の裾野が広がったことで、他の教科や資格取得へのやる気にも繋がっているとのことです。

解いて憶える記憶アプリ「Monoxer(モノグサ)」

諸喜田先生が教える誠恵高校で利用されていたのが、AIを活用した記憶定着のためのシステム「Monoxer」です。Monoxerは、学校や塾をはじめ、47都道府県3300教室で利用されています。

記憶したい情報を登録すると、それら全てが問題の形式に自動的に変換されて出題され続ける仕組みとなっています。
管理する先生は、Web管理画面上で生徒の学習履歴を簡単に把握することができます。
AIが学習後の定着度合い(≒記憶度)を計測してくれるので、学習履歴と定着度合いを合わせて確認でき、データに基づいた指導が可能です。

Monoxerでは現在、2週間の無料トライアルも行っています。お問い合わせから最短即日でトライアルを開始でき、先生も生徒もMonoxerでの学習を体験できます。詳細は資料請求をお願いいたします。

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