ICTツールを活用した10年後の「未来の学校づくり」を津山西中学校をモデル校として実証開始
モノグサ株式会社(東京都文京区 代表取締役:竹内孝太朗、畔柳圭佑)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が国立大学法人東京学芸大学(東京都小金井市 学長: 國分 充、以下東京学芸大学)および岡山県津山市教育委員会(教育長:有本明彦、以下津山市教育委員会)の連携事業「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」の実証にて活用いただくことが決定された旨をお知らせ致します。
「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」について
2020年7月13日、東京学芸大学と津山市教育委員会は、10年後を見据えた「未来の学校づくり」をテーマに連携協定を締結しました。その一環として、津山市立津山西中学校をモデル校に全5回の「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」の実証を本日より開始します。本日を第1回目の実証とし、8月20日(金)までに全5回の実施を予定しております。本プロジェクトではICTツールを活用しながら、学校と地域等の協働により、学校外の時間で基礎学力の定着度を高めることを目的としています。
津山市教育委員会は、東京学芸大学の大学生や大学院生を指導者(学習パートナー)とし、受講を希望した津山西中学校の生徒様にMonoxerを活用いただきながら、オンラインで全5回の指導を行う形式で実証を行い、「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」における課題や効果的な実施方法を模索します。今回の実証では、数学の平方根に焦点を当てて学習を進めます。
実施期間
1回の指導時間は60分とし、7月30日(金)から8月20日(金)までの間に全5回の実施。
参加人数
指導者:東京学芸大学生5名、受講者:津山市西中学校3年生10名
※1グループ指導者1名、受講者2名×5グループでの実施です
※指導者5名のメンバー構成は各回で異なります
実施方法
指導者は、自宅よりパソコンからオンラインで接続します。受講者は、学校の生徒用ノートパソコンを使い、1回目及び2回目は津山西中学校内で接続。3回目以降は、ノートパソコンを自宅に持ち帰り実施。
本実証におけるMonoxerの活用について
東京学芸大学及び津山市教育委員会からは、Monoxerの「オンラインでも効果的・効率的な学習ができる点」、「学習プロセスが可視化され、生徒指導の改善に活かせる点」、「紙で行っていたテストがMonoxer上で実施できる小テスト機能」に価値を感じていただきました。Monoxerを活用いただくことで、受講者は記憶定着が必要な平方根の学習を効果的に進められ、指導者は生徒の学習プロセスを把握しながらより的確な指導を実施できるようになります。また、指導の冒頭の時間にはMonoxerの小テスト機能を活用いただき、テストを実施して、受講者の学習状況を把握いただきます。
「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
Monoxerは、先生が憶えて欲しい内容を登録するだけで、その内容を定着するために必要な問題が自動で作成されます。
生徒は作成された問題をスマホやタブレットのアプリで学習していきますが、一人ひとりの習熟度・忘却度に応じて、リアルタイムで問題の出題頻度や難易度が調整されるため、一人ひとりのレベルにあった学習が実現できます。
遠隔でも生徒の学習状況・定着度が分かるため、通学・通塾が困難な状況でも、きめ細やかな指導を行うことが可能です。
【モノグサ株式会社】
本社 : 〒112-0004 東京都文京区後楽2丁目3-21 住友不動産飯田橋ビル5階
設立 : 2016年8月10日
代表者 : 代表取締役CEO 竹内孝太朗、代表取締役CTO 畔柳圭佑
事業内容 : 記憶のプラットフォーム 「Monoxer」 の開発と運営
U R L : https://corp.monoxer.com/