文章をチャンクに分割して記憶する「文章記憶機能」を活用して、効率的な記憶定着を図る
モノグサ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:竹内 孝太朗、畔柳 圭佑、以下「モノグサ」)は、解いて憶える記憶アプリ「Monoxer(モノグサ)」にて、「文章記憶機能」を活用した百人一首を記憶定着するコンテンツを一般公開し、学習者への無料提供を開始します。
百人一首は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人の藤原定家が編纂した百首の和歌を集めたものです。『古今和歌集』や『新古今和歌集』などの天皇や上皇の命により編纂された勅撰和歌集の中から選出されました。江戸時代になり、絵が入った歌かるたが誕生して日本国内で百人一首が広く親しまれるようになったとされています。
現代では和歌の札を取る速さを競う「競技かるた」としても親しまれ、近年は漫画の影響もあり、人気の高まりがみられます。
Monoxerにて、百人一首の学習コンテンツを無料提供開始した背景
Monoxerは、あらゆる知識を確実かつ最小限の負荷で身につけることができる❝記憶のプラットフォーム❞です。学習者は、iOSやAndroidのアプリを通して学習します。
Monoxerは、出題する問題の難易度・頻度を一人ひとりに合わせて自動で最適化し、学習者はMonoxerから出題される問題を解き続けることで、効率的に知識事項が記憶定着します。
Monoxerには記憶対象の知識事項に合わせて、様々な問題形式や機能を搭載しています。2023年10月には、文章を記憶することに特化した「文章記憶機能」をリリースしました。
学校現場では、百人一首の和歌を記憶することを課題として児童・生徒に出しているケースもあります。
この度、記憶定着と相性の良い百人一首を「文章記憶機能」を活用したコンテンツを搭載することで、効率的な記憶体験を実現します。
Monoxerの「文章記憶機能」について
試験勉強に必要な文章や歴史的に有名な詩、業務に必要なマニュアルやトークスクリプトなど、様々なシーンで記憶が必要な文章が存在しています。文章を記憶することは一定の負荷がかかる一方で、これまで効果的に記憶する方法が存在していなかったため、モノグサでは「文章記憶機能」を開発しました。
「文章記憶機能」の開発にあたり、記憶に関する過去の研究を参考にしています。ハーバード大学の認知心理学者、George Armitage Millerは1956年に『Psychological Review』誌に投稿した論文「The Magical number seven, plus or minus two」で、情報をかたまりとして捉えて「チャンク」として扱うことを提唱し、人間が短期記憶に保持できるチャンク(情報のかたまり)の数は7±2(5~9)であることを発表しました。これは「ミラーの法則(Miller’s law)」としても知られています。
モノグサでは、この「ミラーの法則」を参考にして、文章をチャンク(情報のかたまり)に分解したうえで、チャンクごとの記憶を促すための出題する機能を開発致しました。学習者はMonoxer上で問題を解き続けることで、記憶対象の文章を効果的に記憶することが出来るようになります。
Monoxerでの百人一首コンテンツの学習方法
個人利用の場合は、まずApp StoreまたはGoogle Play StoreでMonoxerのアプリをダウンロードしてください。アカウント登録後、ホーム画面から「百人一首をまるごと憶えよう!」という学習コンテンツを選択し、学習することができます。
Monoxerを活用いただいている管理者は、モノグサマーケットから「百人一首をまるごと憶えよう!」を配信いただくことで、学習者が学習を進めることがでるようになります。
【Monoxerアプリのダウンロードはこちらから】
App Store:
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%82%B0%E3%82%B5-%E8%A7%A3%E3%81%84%E3%81%A6%E6%86%B6%E3%81%88%E3%82%8B%E8%A8%98%E6%86%B6%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1288435689
Google Play Store:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.monoxer&hl=ja&gl=US
「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。
一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。
その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。
もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。
つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。
モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。
【モノグサ株式会社】
本社 : 〒102-0072 千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル7階
設立 : 2016年8月10日
代表者 : 代表取締役CEO 竹内 孝太朗、代表取締役CTO 畔柳 圭佑
事業内容 : 記憶のプラットフォーム 「Monoxer」 の開発と運営
U R L : https://corp.monoxer.com/