セールストークの「定義」「定着」「評価」から、営業人材の育成をサポート
モノグサ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:竹内 孝太朗、畔柳 圭佑)は、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を活用した「営業スキル定着サービス」の提供開始を発表します。
調査の結果、営業教育において多くの企業が「ロープレ」を重要視している傾向が明らかになりました。モノグサの「営業スキル定着サービス」を活用することで、セールストークの「定義」「定着」「評価」をサポートし、「ロープレ」がより効果的に実施できるようになります。これにより営業人材の育成が促進され、実践的なスキルの向上が期待できます。
調査の結果、営業教育における「ロープレ」の有用性を確認
モノグサでは、3期以上連続で増収している企業に勤める営業推進・営業教育・営業企画担当者106名を対象に、成長企業の営業研修に関する実態調査を実施しました。
成長企業の約7割が営業教育で「ロープレ」を実施、「商品・サービスへの理解・説明力の向上」「提案数の向上」「問題解決力の強化」などの効果を実感
「あなたの企業では、営業教育の一環としてロープレを実施していますか。」(n=106)と質問したところ、「実施している」が約7割の69.8%、「実施していない」が24.5%という回答となりました。
また、「ロープレを実施している」と回答した方に、「ロープレの実施により実感している効果を教えてください。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「商品・サービスへの理解・説明力の向上」が51.4%、「提案数の向上」が50.0%、「問題解決能力の強化」が47.3%という回答となりました。
7割以上が「今後、ロープレの頻度を上げたい」と回答、理由として「実践形式で行う方がスキルの習得が早い」「PDCAを迅速に回せる」「商品知識やよくある質疑応答への対応が十分にできていない」などの回答
「ロープレを実施している」と回答した方に、「今後、ロープレの頻度をさらに上げていきたいと思いますか。」(n=74)と質問したところ、「非常にそう思う」が37.8%、「ややそう思う」が37.8%が回答し、7割以上がロープレの頻度を上げたい意向を持っていました。
また、「今後、ロープレの頻度をさらに上げていきたいと思いますか。」に「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「ロープレの回数を増やしたいと思う理由を教えてください(複数回答)」(n=56)と質問したところ、「実践形式で行う方がスキルの習得が早いから」が64.3%、「PDCAを迅速に回せるから」が53.6%、「商品知識やよくある質疑応答への対応が十分にできていないから」が48.2%という回答となりました。
【調査概要】
・調査名称:成長企業の営業研修に関する実態調査
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2024年6月13〜14日
・有効回答:3期以上連続で増収している企業に勤める営業推進・営業教育・営業企画担当者106名
【資料のダウンロードURL】
https://corp.monoxer.com/downloads/sales-training-research
「Monoxer」を活用した「営業スキル定着サービス」について
Monoxerは生徒数が数万人の大手塾・予備校から、生徒数が数十人の地域密着型の塾、および学校現場での導入実績があり、記憶定着を支援するために様々な教科・用途で活用されています。
近年では企業での活用実績も増え、営業活動に必要な商材知識の定着やITパスポート資格、ファイナンシャル・プランナー資格、宅建資格をはじめとした専門的な業務を遂行する上で必要とされる知識事項の記憶定着のサポートを行っています。
営業スキルの育成において、多くの組織が研修やe-learningを通じて教育を行っています。しかし、学びの環境が同じであっても、個々の営業スキルの習得度や成果には大きな差が生じることがあります。その要因の1つは、「抽象的な概念」を「具体的な行動」に落とし込めないことが挙げられます。
モノグサでは、営業スキルの習得においてBANT条件※の確認のような「抽象的な概念」を提供するだけでなく、営業トークの習得や活用方法をはじめとする「具体的な行動」を学習者に明確に示すことが重要だと考えています。この具体と抽象を行き来しながらトレーニングを重ねることで、営業スキルの早期習得を実現できます。
※ BANT条件とは、Budget(予算)、Authority(決裁権)、Need(必要性)、Timeframe(導入時期)の4つの単語の頭文字をとった商談相手の見込み度合いを判断する営業のフレームワークの1つ
セールストークの「定義」「定着」「評価」をサポート
調査の結果では、営業教育における「ロープレ」の有用性を多くの方が実感していることがわかりました。この度、Monoxerを活用した「営業スキル定着サービス」の提供を開始し、多くの企業が従来「ロープレ」としてナレッジ・スキル習得をしていたものをより効果的にできるようにサポートします。
営業スキルの根底を支える成果に結びつく、「ロープレ」を実施する上でセールストークの定着は重要です。モノグサでは、「トークの定義」「トークの定着」「トークスキルの評価」をサポートし、記憶から営業人材の育成サポートをします。
セールストークの定義
営業担当者が抽象度の高い営業スキルを身につける際、概念は理解できているが、具体的にどのようにアウトプットすればよいか分からないという課題が生じやすいです。そのため、営業スキルが発露された状態であるトークの型を定義し、それを身につけることで、スキル定着の再現性を高めることが可能となります。つまり、まずは「どのようなトークを身につけるべきか」ということを定義することが必要です。
モノグサの営業組織で活用している「営業検定」を各組織に合う形でカスタマイズをして提供します。「営業検定」は、組織において求められる営業スキルを体系化したもので、それぞれの組織によってカスタマイズして活用することが可能です。
セールストークの定着
営業担当者は、業務にあたって扱う商材や業界に関するあらゆる知識事項が求められます。また、営業担当者は一定のセールストークスクリプトを記憶する必要もあります。Monoxerを活用することで営業担当者に、必要とされるあらゆる知識事項を定着させることができます。またMonoxerの「文章記憶機能」を活用することで、セールストークをチャンクに分割して、意味のかたまりとして記憶が出来るため効果的にスキルとして定着させることができます。
トークスキルの評価
営業担当者のトークスキルの定着度を評価をするプロセスもサポートします。Monoxerでは記憶を定着させるだけではなく、記憶度の可視化も可能です。記憶状況の観点から、各個人のスキルマネジメントを行うことができます。
【Monoxerを活用した「営業スキル定着サービス」に関する詳細】
https://corp.monoxer.com/enterprise/
Monoxerの「文章記憶機能」について
試験勉強に必要な文章や歴史的に有名な詩、業務に必要なマニュアルやトークスクリプトなど、様々なシーンで記憶が必要な文章が存在しています。文章を記憶することは一定の負荷がかかる一方で、これまで効率的に記憶する方法が存在していなかったため、2023年10月にMonoxerでは「文章記憶機能」をリリースしました。
「文章記憶機能」は、文章を短い情報のかたまり(チャンク)に分割して記憶する新しい方法です。これにより、大量の情報を効率的に記憶できるようになります。この機能は、ハーバード大学の認知心理学者、George Armitage Millerの「ミラーの法則」に基づいており、複雑な文章を小さなチャンクに分けて憶えることで、記憶の負担を軽減します。
現在、企業におけるマニュアルの記憶や営業組織のトークスクリプトの記憶に使用され、今後は言語学習などへの応用も期待されています。
「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。
その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。
つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。
【モノグサ株式会社】
本社 : 〒102-0072 千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル7階
設立 : 2016年8月10日
代表者 : 代表取締役CEO 竹内孝太朗、代表取締役CTO 畔柳圭佑
事業内容 : 記憶のプラットフォーム 「Monoxer」 の開発と運営
U R L : https://corp.monoxer.com/