モノグサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 竹内 孝太朗、畔柳 圭佑)が提供する記憶のプラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、株式会社総合資格(東京都新宿区、代表:佐藤 拓也)が運営する建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」において、国家資格「一級建築士」の「学科の試験」対策のための知識の記憶定着を目的に活用され、その結果、令和7年「一級建築士」の「学科の試験」において、総合資格学院の受講生のうち、Monoxer上で高記憶定着者の合格率が69.8%となったことをお知らせいたします。
「学科の試験」の全体合格率が16.5%のなかで、約4.2倍の合格率を達成することができ、これは、総合資格学院の提供する講義・オリジナル教材に加え、Monoxerでの知識の記憶定着を組み合わせた勉強方法が合格率を大きく伸ばした可能性が高いことを示唆しています。
■ 背景
「一級建築士」は建築分野における最高峰の国家資格の一つであり、その試験の一つである「学科の試験」は国内屈指の難関として知られていて、令和7年の「学科の試験」合格率は16.5%でした。
本試験では、試験5科目の知識が問われるため、出題範囲が幅広く、かつ非常に専門的な内容が出題されます。受験するまでの学習目安平均勉強時間は700〜1,500時間ともいわれ、効率の良い学習を試験当日まで継続し、学習した知識を長期記憶へ定着させることが重要となります。
総合資格学院は、「一級建築士」試験の指導において全国合格者占有率No.1を誇り、これまで数多くの合格者を輩出してきました。
同学院が掲げる「合格への最短ルート」は、単に知識を詰め込むことではなく、学んだ内容を確実に知識として定着させ、試験まで継続的に学び続けることにあります。そのために学習効果を最大限に引き出す対面講義と、試験的中率の高いオリジナル教材を組み合わせ、受講生が効率的に得点力を高められる学習環境を整えています。
Monoxerは、知識の記憶定着のために、一人ひとりの習熟度に応じてAIが最適な問題を生成します。利用者は、問題を解き続けることで自分の弱点に集中して学べる環境ができ、効果的に記憶を定着させることができます。さらに、Monoxerはスマートフォンからも問題を解くことができ、隙間時間を活用して勉強できるため、日々の学習の「継続」も後押しします。
このMonoxerの活用方法が、総合資格学院の目指す「合格への最短ルート」における『知識の定着』の手段として評価され、2024年11月より本格導入に至りました※1。
※1 2024年10月24日のリリース https://corp.monoxer.com/pr/241024/
実際の活用にあたっては、総合資格学院の講義内容やオリジナル教材をもとに、同学院がMonoxer上でオリジナルの学習コンテンツを作成しています。これにより、講義で学んだ知識をMonoxerを活用して長期記憶へ定着させる学習プロセスを実現しています。

総合資格学院の講義やオリジナル教材をもとに作成された「一級建築士」の「学科の試験」対策のMonoxer学習コンテンツの見本画面
■ 結果
総合資格学院において、令和7年「一級建築士」の「学科の試験」の対策にMonoxerを積極的に活用し、記憶の定着度が高かった受講生ほど合格率が上昇する傾向が明らかになりました。
特に、同学院がMonoxer上で提供した学習コンテンツを全90%程度記憶定着できた受講生の合格率は69.8%に上り、これは全国合格率(16.5%)の約4.2倍に相当し、知識の記憶定着度と合格率には強い相関が見られることが分かりました。

これらの結果から、総合資格学院の提供する講義と試験的中率の高いオリジナル教材による学習指導に加え、Monoxerを活用した個別最適な知識の記憶定着支援を組み合わせることが、合格率向上に寄与したと考えられます。
【総合資格学院 講座開発部 執行役員/部長 坂井映二 氏のコメント】
一級建築士を目指す受講生の多くは、仕事と学習を両立しながら限られた時間で努力されています。膨大な知識量が求められる「学科の試験」では、移動中などの隙間時間をどう活用し、効率よく知識を定着させるかが合否を大きく左右します。
その中で、Monoxerは単なる一問一答アプリではなく、学習した内容の「記憶度」を可視化できる点が大きな魅力でした。自分の学習状況を確認しながら取り組めることで、受講生が自ら学習計画を立てやすくなり、結果として高頻度利用者の合格率が69.8%に達したことは、まさに日々の努力が正しく成果につながった証だと感じています。
今後も、受講生一人ひとりの熱意に応えられるよう、より良い学習環境づくりに努めてまいります。
【モノグサ株式会社 代表取締役CEO 竹内 孝太朗のコメント】
「一級建築士」の「学科の試験」は、高度な専門知識が求められるだけでなく、出題範囲も非常に広いため、国内屈指の超難関国家試験として知られています。膨大な知識を効率的に積み上げること、それを試験当日まで確実に記憶として定着させておくことが、合格のための大きな鍵となります。
そのような難しい挑戦に向き合う受講生の皆さまの記憶定着に、Monoxerが少しでも貢献できたことを大変光栄に感じています。
総合資格学院さまの質の高い講義と、合格のノウハウを凝縮したオリジナル教材に加え、受講生さま一人ひとりの理解度や習熟度に応じて最適化された問題を生成し、記憶定着をサポートするMonoxerが組み合わさることで、今回の成果につながったことは、私たちにとって大きな励みとなります。
今回の結果は、国家資格のように極めて専門性が高い領域においても、Monoxerの記憶定着の最適化が確かな成果につながることを示す象徴的な事例となりました。
これからも“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とし、さまざまな学びに挑戦するすべての人に寄り添い、より質の高い学習体験を提供してまいります。
「総合資格学院」について
総合資格学院は、株式会社総合資格が運営するスクール事業ブランド。建設・不動産関連の資格取得スクールとして圧倒的な実績を誇っており、特に難関国家資格の建築士試験受験対策に強みを持っています。
令和6年度1級建築士試験において全国合格者のおよそ6割を同学院 同年度受講生が占め(注1)、「日本一」の合格実績を達成しています。加えて、学科試験と設計製図試験を1年で突破したストレート合格者(注2)においても、 6割以上(注3)を同学院 同年度受講生が占めています。
(注1)令和6年度1級建築士 設計製図試験 合格者占有率58.7%
(全国合格者3,010名中/当学院当年度受講生1,768名)
(注2) ストレート合格者とは、1級建築士学科試験に合格し、同年度の1級建築士設計製図試験に続けて合格した方です。
(注3) 令和6年度 1級建築士 設計製図試験 全国ストレート〔学科+設計製図〕合格者占有率64.3%
(全国ストレート合格者1,036 名中/同学院同年度受講生666 名)
【会社概要】
[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル
[代表者] 佐藤 拓也
[設 立] 1987年1月
[社員数] 659名(2025年10月1日現在)
[資本金] 総合資格:1億円
[売上高] 140億円(2024年9月期)
[URL] https://www.shikaku.co.jp
[事業内容] 各種国家資格受験講座の開催、各種セミナーの開催、教材の出版、法定講習の開催、人材事業
「モノグサ株式会社」について

モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。
その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。
つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。
■会社概要
会社名 :モノグサ株式会社
設立 :2016年8月10日
代表者 :代表取締役 CEO 竹内 孝太朗、代表取締役 CTO 畔柳 圭佑
所在地 :〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル 7階
事業内容:記憶のプラットフォーム Monoxer の開発と運営
URL :https://corp.monoxer.com/

