2025/12/23

東京グローバルビジネス専門学校 Monoxer活用で留学生の語彙定着が大幅向上

〜全学生の学習計画達成率・記憶度が100%に〜

 モノグサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 竹内孝太朗・畔柳圭佑)が提供する記憶のプラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、学校法人佐々木学園 東京グローバルビジネス専門学校(所在地:東京都豊島区、校長 佐々木由)で日本語学習に活用され、留学生の日本語学習における語彙定着と学習習慣の確立に大きな成果を上げました。
 同校には主に日本での就職を目指す約470名の留学生が在籍しており(2025年4月時点)、入学直後からMonoxerを宿題や週次テストと連動させて活用することで、全学生の学習計画達成率・記憶度100%を継続的に達成するなど、日本語力向上のための基盤づくりに寄与しています。
 本リリースでは、その背景と取り組み、導入後の成果をご紹介します。

■ 背景と課題

 東京グローバルビジネス専門学校は、「新しいビジネスにチャレンジするグローバル人材の育成」を教育理念に掲げ、日本での就職を目指す多国籍の留学生が数多く在籍しています。同校では、語学力やプレゼン力などを重視し、日本社会で活躍するために欠かせない基礎力の習得を大切にしてきました。こうした取り組みにより、これまでに100社以上の企業への内定実績を生み出すなど、着実に成果を上げています。
 一方で、留学生は高い意欲を持ちながらも、日本語語彙の習得には十分な学習量と継続が求められるため、成果が見えにくい語彙学習ではモチベーションが維持しづらいという課題がありました。また、コロナ禍を経て学習形態の見直しが進む中で、「学習量の確保」と「定着度の可視化」を両立する仕組みの整備が急務となっていました。

■ 導入時の工夫

 留学生の日本語学習では、語彙の定着に継続的な反復が欠かせないことから、同校ではMonoxerを「入学直後から必ず取り組む学習基盤」として位置づけ、宿題や週次テストと連動させた学習サイクルを早期に整えました。オリエンテーションの段階で「記憶度100%」を学習のゴールとして共有し、日常的に取り組む流れを自然に作り出しています。
 語彙学習で取り組む教材は、日本語教師が留学生の負荷に合わせて週20〜40問に設定し、5〜9回の反復を前提に設計し、内容も日本語能力試験(JLPT)対策や就職活動で必要となる語彙・表現を中心に、目的に応じて柔軟に更新しています。
 さらに、担任が管理画面で毎週進捗を確認し、未実施者に個別フォローを行う体制を整えたことで、学習の抜け漏れが生じない運用を実現しました。教材作成は日本語教師3名が分担し、継続的にコンテンツを追加できる体制を整備するなど、教員側の負担を抑えながら効果的な指導を支えています。

■ 導入後の成果

 Monoxerの導入により、週次の宿題とテストを軸とした学習習慣が定着し、全学生が毎週の学習計画をやり切る状態が実現しました。学習計画達成率は100%を継続しており、語彙学習の記憶度についても、学生一人ひとりが「記憶度100%」の達成を当然の目標として捉えるようになったことで、語彙の定着度が大きく向上しています。
 入学から1〜2か月が経つ頃には、学生の間で「Monoxerに取り組むのが当たり前」という文化が形成され、自宅学習が日常的な習慣として根付くようになりました。教員にとっても、学習データが可視化されたことで、クラス間や学生ごとの差をより正確に把握できるようになり、必要に応じた声かけやフォローが行いやすくなりました。これにより、指導の質がさらに高まり、限られた時間の中でも教育効果を最大化できる環境が整いつつあります。

■ 東京グローバルビジネス専門学校 山田竜一朗先生のコメント

 Monoxerは、留学生が日本で働くために必要となる日本語力、とくに語彙の定着を支える上で非常に有効なツールだと感じています。入学直後から“必ず取り組むもの”として位置づけたことで、学生は自分で学習を進める習慣が身につき、語彙学習が日常的な行動として根付くようになりました。
 また、学習状況が可視化されることで、教員は学生一人ひとりの進度やつまずきを早い段階で把握でき、適切なフォローにつなげられています。単に宿題をこなすだけでなく、学んだ語彙がJLPTや就職準備に着実につながっていく実感を持てる点も、学生のモチベーション維持に大きく寄与していると感じています。
 今後もMonoxerを活用し、学生全員が日本語力をさらに高め、希望する進路を実現できるよう支えていきたいと思います。

東京グローバルビジネス専門学校でのMonoxer活用方法や導入成果の詳細については、当社活用支援ポータルサイトにて公開しています。
詳細はこちら:https://corp.monoxer.com/blog/education/tokyoglobal

 今後も当社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供を進めていきます。

「東京グローバルビジネス専門学校」について

所在地:171-0022 東京都豊島区南池袋3-18-41 山共ビル
校長:佐々木由
連絡先:TEL 03-5396-7895
設立:2019年
URL:https://www.tgb.ac.jp/

「モノグサ株式会社」について

モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。

記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。

人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。

その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。

つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。

■会社概要

会社名 :モノグサ株式会社
設立  :2016年8月10日
代表者 :代表取締役 CEO 竹内 孝太朗、代表取締役 CTO 畔柳 圭佑
所在地 :〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル 7階
事業内容:記憶のプラットフォーム Monoxer の開発と運営
URL  :https://corp.monoxer.com/

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