Monoxer学習計画機能を利用した効率的な宿題管理体制の構築

2020/10/12

安田学園中学校・高等学校は東京都墨田区にある中高一貫校で、2020年3月から生徒の学習習慣構築、英語4技能対策を目的に、中学1年生から高校3年生までの全生徒約1,700名を対象にMonoxerを導入されています。進路指導部長の市川様にMonoxerの活用方法や導入後の変化についてお話ししていただきました。

活用ポイント

  • Monoxerで手間なく生徒の自学を可視化し、業務負荷を軽減。小テスト代わりにもMonoxerを活用している
  • タスクごとに進捗を把握し、生徒への声掛けやアドバイスに役立てている
  • 英語4技能対策としても活用。英検®︎対策コンテンツをMonoxer内で購入し、学習計画機能をつけて配信している
  • 英検®︎での成果を体感し、現在は古典等他科目への展開も開始

導入による効果

  • 手間なく生徒の自学を可視化し、業務負荷を軽減
  • 期間を設定するだけで日次の学習計画を自動設計してくれる「学習計画機能」で、生徒ごとの最適な計画策定、記憶定着を実現
  • 日次の進捗を把握し、生徒への声掛けやアドバイスに役立つ
  • ディクテーション問題も配信でき、英語4技能の対策ができる

創立100周年に向けた指導体制改革

安田学園様では、3年後の2023年に控えた創立100周年に向け、指導体制改革が行われていました。指導体制改革では、主に以下の2点に注力されたそうです。

1. 教員の負荷を軽減しつつ生徒の学習習慣を構築すること

・授業のみではなく生徒の学習態度形成に関わる
・教員自身の無駄な業務を削減する

2. 英語4技能対策

・単語、文法のみならず実用に足る英語力の育成
・全生徒英検準1級合格可能な指導体制の構築

特に英語に対しては、全ての生徒を対象に英検®︎準1級に合格可能な英語力を育成する指導体制の構築を目指していらっしゃいました。その指導体制改革の中で、Monoxerの導入を検討されたそうです。

<市川様>竹内さん(Monoxer代表)と最初に出会ったのが2020年の1月下旬。Monoxerの紹介をしていただいて、「かなり面白いな」と直感的に感じました。

休校期間中は遠隔授業 残った時間は全てMonoxerで実施

2020年3月より中学1年生から高校3年生までの6学年にわたり、約1,700名規模で利用を開始されました。新型コロナウイルスの影響による休校を受け、当初の予定より前倒しの利用開始となったそうです。

 

<市川様>休校期間中は5教科については遠隔授業を実施し、残った時間は全てMonoxerで英語に特化した形で実施していくという方針を学校内で決定しました。

 

 

英検®︎対策として旺文社様の英検®︎対策コンテンツをMonoxer内で購入され、学習計画機能をつけて配信されています。

 

<市川様>Monoxerにはかなりたくさんの機能があり、それを全て一気にオープンにすると混乱するだろうと考えました。休校期間で生徒に指示が出せないということもあり、まずは英検®︎対策に絞って実施をスタートしました。

 

 

<市川様>旺文社様の英検®︎対策教材をMonoxer内で購入し、生徒に配信しています。学習計画機能をつけた状態で、1日にタスクを3つ配信し、生徒に日々取り組んでもらい、web管理画面で我々がチェックをするという形で実施しました。

 

4ヶ月間の学習回数合計は100万回以上! 英語以外の他科目でも積極的に活用

安田学園様では購入された英検®︎対策のコンテンツの配信に加え、さらに活用を拡大されたそうです。

 

<市川様>Monoxerはいろんな可能性を秘めているということで、英語以外の科目の教員からはぜひ問題を作成させてほしいというような要望が出てきました。作成方法勉強会を実施して、現在では古典、漢字、現代語ボキャブラリー、世界史、日本史といった教科でも問題を作成して、生徒に配信し取り組ませています。また、夏休みの課題としても配信しています。

 

4月〜7月の全生徒様の学習回数合計は130万回以上! 生徒様1人あたり16,000問、なんと月間4,000問も取り組まれているとのこと。英検®︎は活用の結果が出始めているそうです。

手間なく自学を可視化 出題しづらい音声問題もMonoxerで確実に取り組ませられる

Monoxer導入によって、創立100周年に向けた指導体制改革の実現を少しずつ感じられているそうです。

 

<市川様>教員の手間がほとんどない状態で自学の可視化ができるというのがかなり大きいなと感じています。また、小テストの代わりにMonoxerをやらせることで、採点の手間が一切なく結果がすぐ出るのも面白いなと思っていました。

 

英語4技能対策に対しても、これまで課題が出しづらかったディクテーションなどの問題が配信できるようになり、手応えを感じていらっしゃるそうです。

 

<市川様>英検®︎4技能に対しては、これまでは音声による課題が非常に出しづらかったです。Monoxerではディクテーションも配信できますので、確実に取り組ませることができるようになりました。英検準1級に合格可能な英語力を育成する指導体制の構築は、まず英検®︎2級の全員合格を目指してから、3年後の2023年の実現に向けて学習計画を策定しています。

「なんだかんだやらないと気が済まない」学習が確実に習慣化した

活用率アップのポイントとして、市川様はただ生徒様に問題を配信するだけでなく、Monoxerの機能の1つである学習計画機能を積極的に活用されています。

学習計画機能とは、用意したコンテンツに対して期日を設定すると、即時、日次で必要な学習量が設計され課題として配信される機能で、生徒一人ひとりの進捗や記憶状況に合わせた記憶速度と忘却速度を加味した計画となっています。そのため、計画通りに学習を実行すると「試験日に忘れていない状態」を実現できる、記憶を定着させるための重要な機能です。

計画から遅れているかどうかという観点で用意した課題ごとに進捗を把握し、生徒様への声掛けやアドバイスに役立てられているそうです。

 

<市川様>例えば、生徒に対して、「○○はいいね!」といった誉め言葉を与えると同時に、「でも、□□は頑張ろうね!」というような声かけに取り組みました。

 

休校期間中はMonoxerの「トピック機能」を利用して、全校に対して一斉に発信をされたそうです。トピック機能とは、組織メンバー(生徒)に一括連絡ができる機能です。また、クラス担任の先生と生徒が直接話すことができる「非公開会話」も活用されたそうです。非公開会話機能とは、組織メンバー(生徒)に個別にコメントを送って連絡ができる機能です。

 

<市川様>基本的に1週間に2回、生徒がコメントを受け取れるように配信をしていきました。生徒との個別の連絡にもMonoxerを利用するようにしたことで、Monoxerを開くきっかけとなり、学習回数の増加につながったのではないかと思っています。生徒からは「面倒だからやらなくてもよいか」というようなコメントもありましたが、そのような生徒もなんだかんだやらないと気が済まなくなってしまった、恐るべしMonoxer!というような印象が残っています。このように習慣化してくれるとかなり定着が進むと考えています。

機能拡張に合わせて他科目への展開を検討

今後は、Monoxerの機能拡張に合わせて数学等の他科目にも展開を考えているとのことです。

 

<市川様>他教科への展開をしたいです。数学でも活用を検討していきたいと考えています。現在校内で行っている小テストや英単語コンテストを全てMonoxer化し、採点は一切なく結果だけすぐわかるというような状況に展開していけたらなと思っているところです。

 

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