セミナーレポート

8/9 Monoxer学校様向け活用事例共有会レポート

こんにちは!Monoxerの氏家です。
8月9日(日)に『学校様向け活用事例共有会』をオンラインにて開催させていただきました。参加できなかった皆様に向けて、Monoxer(モノグサ)社にとって2回目の開催となった本イベントの模様をレポートいたします!

https://monoxerseminar02.peatix.com/view

 

今回お話ししてくださったのはこちらのお二人です↓

宝仙学園小学校 吉金様(理科教諭)
安田学園中学校・高等学校 市川様(進路指導部長)

導入に至った経緯や具体的な活用方法、学習効率UPのためにMonoxerを利用する上で工夫されていることなどをお話ししていただきました

イベントの流れ

11:00 オープニング
11:05 記憶定着アプリMonoxer(モノグサ)とは
11:10 宝仙学園小学校 吉金様 活用事例ご発表
   「テクノロジーで実現する豊かで深い学び」
11:30  安田学園中学校・高等学校 市川様 活用事例ご発表
   「学習計画機能を利用した効率的な宿題管理体制の構築」
11:50 Q&A

記憶定着アプリMonoxer(モノグサ)とは

冒頭では、弊社ニ嶋よりMonoxerの概要を説明させていただきました。記憶定着状況に応じて出題難易度を最適化できたり、生徒様の記憶状況をリアルタイムで可視化できたり、さらには「いいね!」や「ファイト!」といったリアクションを送れる最新機能などなど...。
本レポートではお伝えしきれないため、詳細はこちらをぜひご覧ください。

Monoxer活用事例1 宝仙学園小学校 吉金様 「テクノロジーで実現する豊かで深い学び」

宝仙学園小学校様では、コミュニケーション能力や創造性といった21世紀型スキルを育てることをゴールとして教育活動を進められており、iPadの配布など、「実体験を最大化するためのツール」として積極的にICTツールを活用されています。

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吉金様は宝仙学園小学校様の教育活動に最適なICTツールを探すべく、Monoxerの導入までに7種類ものe-learningプロダクトを比較検討されたそうです。
2019年6月に3年生の児童の皆さんを対象に実証をスタート、その3か月後に3年理科で正式導入の後、学年・科目共に拡大していただき、現在は3~6年生の理科・社会・国語の3科目で活用されています。英語・数学にも拡大を検討中とのことです!!

 

<吉金様>読み・書き・そろばんといった知識と技能をベースとして、21世紀型スキルを伸ばしていくことが大切なのではないでしょうか。ベースとなる知識・技能を習得する過程にテクノロジーがあってもいいのではないか、というのが本校の考えです。生徒様の自己肯定感を損なうことなく基礎基本の徹底を図るツールとして、Monoxerを活用しています。

<吉金様>読み・書き・そろばんといった知識と技能をベースとして、21世紀型スキルを伸ばしていくことが大切なのではないでしょうか。ベースとなる知識・技能を習得する過程にテクノロジーがあってもいいのではないか、というのが本校の考えです。生徒様の自己肯定感を損なうことなく基礎基本の徹底を図るツールとして、Monoxerを活用しています。

 

この後、生徒様が実際にMonoxerを利用されている様子を動画で紹介してくださいました!イベント参加者様限定ということで、本レポートでは省略させていただきます。

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宝仙学園小学校では、授業で用いる紙媒体のテキストとデジタル教材であるMonoxerを併用し、知識の拡張と確実な習得に取り組まれています。

 

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<吉金様>例えば、3年生の1学期に学習した知識の確認テストを、約3か月くらいの時間をあけ、10月4日に実施しました。その結果にびっくりしました。全体平均が96.3点です。すごいなと思ったのが、Monoxerを導入していない学級にも同じテストやらせた際の平均点は74点でした。決して簡単なテストではありません。このような結果になった理由は明らかで、Monoxerっていうのは長期記憶を目指すシステムなんですよね。3か月経ってもしっかり覚えていられるということがこの証明ではないかと思います。

 

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<吉金様>この分布図を見ても明らかですが、点数のばらつきがなくなるんですね。1番いいと思っているのは、低得点層が減ることです。これにより、教員も生徒も楽になります。これが、Monoxerを使う価値だと思っています。

 

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<吉金様>ある程度時間が経つと、子供たちは「記憶が可視化されるってこういうことなんだ!」と感じます。そして、知識を蓄えていくと授業での実体験を通して知識と知識がつながる瞬間、いわゆる知識の構造化の瞬間を感じます。こうした瞬間にMonoxerの価値を感じると考えています。このような瞬間は必ずやって来るのは、Monoxerがやればやった分だけ結果が出るプロダクトだからです。やればやった分だけ成果が出るe-learningはほとんどないと思います。Monoxerの持っている理論はそれくらいすごいものだと感じています。

Monoxer活用事例2 安田学園中学校・高等学校 市川様 活用事例ご発表「学習計画機能を利用した効率的な宿題管理体制の構築」

指導体制改革へ

3年後に控えた安田学園様の創立100周年に向け、指導体制改革の一環としてMonoxerを導入されています。記念すべき改革事業に微力ながら関わらせていただき、弊社としても大変光栄です。

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2020年1月末よりご検討いだだいておりましたが、新型コロナウイルスの影響による休校を受け、当初の予定より前倒しして3月より利用を開始されました。中学1年生から高校3年生までの6学年にわたり、1700名規模で導入していただいています。

 

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<市川様>休校期間中は5教科については遠隔授業を実施し、残った時間は全てMonoxerで英語に特化した形で実施していくという方針を学校内で決定しました。

 

<市川様>Monoxerにはかなりたくさんの機能があり、それを全て一気にオープンにすると混乱するだろうと考えました。休校期間で生徒に指示が出せないということもあり、まずは英検対策絞って実施をスタートしました。旺文社様の英検対策教材をMonoxer内で購入し、生徒に配信しています。
学習計画機能をつけた状態で、(1日に)タスクを3つ配信し、生徒に日々取り組んでもらって、web管理画面で我々がチェックをするという形で実施しました。

 

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安田学園様では購入されたコンテンツの配信に加え、さらに活用を拡大されたそうです。

 

<市川様>ただ、Monoxerはいろんな可能性を秘めているということで、他科目の教員からはぜひ問題を作成させてほしいというような要望が出てきました。そこで竹内さん(Monoxer代表)に来校していただき、作成方法勉強会を実施して、現在では古典、漢字、現代語ボキャブラリー、世界史、日本史といった教科でもタスクを作成して取り組ませています。夏休みの課題としても配信しています。

 

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生徒様1人あたり16000問、なんと月間4000問も取り組まれているとのことで、安田学園様の学習回数には弊社スタッフも驚きました。教員の皆様にも生徒様にも積極的に活用していただき嬉しい限りです。

 

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指導体制改革の実現を少しずつ感じられているそうです。

 

<市川様>教員の手間がほとんどない状態で自学の可視化ができるというのがかなり大きいなと感じています。小テストの代わりにやらせることで、採点の手間が一切なく結果がすぐ出るのも面白いなと思っていました。
音声による課題は非常に出しづらかったのですが、ディクテーションも配信できますので、確実に取り組ませることができるようになりました。

 

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活用率アップのポイントとして、市川様はただ生徒様に問題を配信するだけでなく、Monoxerの機能の1つである学習計画機能を積極的に活用されています。学習計画機能とは、1つのBookを複数日間に分割して学習するための機能です。Monoxerが学習期間を提案し、毎日どれを憶えるかを自動で決めてくれます。
またタスクごとに進捗を把握し、生徒様への声掛けやアドバイスに役立てられているそうです。

 

<市川様>例えば、生徒に対して、「○○はいいね!」といった誉め言葉を与えると同時に、「でも、□□は頑張ろうね!」というような声かけに取り組みました。

 

<市川様>基本的に1週間に2回、生徒がコメントを受け取れるように配信をしていきました。生徒との個別の連絡にもMonoxerを利用するようにしたことで、Monoxerを開くきっかけとなり、利用回数の増加につながったのではないかと思っています。
生徒からは「面倒だからやらなくてもよいか」というようなコメントもありましたが、そのような生徒もなんだかんだやらないと気が済まなくなってしまい、恐るべしMonoxer!というような印象が残っています。このように習慣化してくれるとかなり定着が進むと考えています。

 

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Monoxerと並行して適切なタイミングでの声かけを実践されたことで、生徒様のモチベーションUPに取り組まれたようですね!さらなる活用に向けて、今後はMonoxerの機能拡張に合わせて数学等他科目にも展開を考えていただいているとのことです。

 

<市川様>数学でも活用を検討していきたいと考えています。現在校内で行っている小テストや英単語コンテストを全てMonoxer化し、採点は一切なく結果だけすぐわかるというような状況に展開していけたらなと思っているところです。

おわりに

両校ともにMonoxerによるデジタル学習と教員の皆さまのサポートを組み合わせ、工夫してご活用されていました。生徒様にとっての学習の質を損なうことなく、教員の皆様の負担を軽減するお手伝いがMonoxerを通してできているのではないかと思います!

ご登壇いただいたお二人、そして参加者の皆様、本当にありがとうございました。Monoxerの効果的な活用にあたり、本レポートが学校教員の皆様のお力になれれば幸いです。

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