こんにちは、Monoxer広報担当の中村です。
2021年7月10日(土)に、「志願者増の私立高校に学ぶ! ICT教材の活用で生徒のやる気を引き出す方法」セミナーを開催いたしました。
ユニークな教育を行っている誠恵高校の飯島修校長、高橋通明教頭、諸喜田亮教諭に、ICT教材の活用とやる気を引き出す方法をご紹介していただきました。家庭学習の習慣がない生徒たちに、いかにしてMonoxerを習慣づけたか、それによってどのような成果があったのか、誠恵高校ならではの個性的な方法をお伝えします。生徒の学習量が少ないとお悩みの教員の皆様、必見です。

プロフィール

誠恵高等学校(静岡県沼津市)
昭和35年開校の歴史ある男女共学高校で、平成11年に誠恵高校に改名し、学校改革に意欲的です。個性の尊重と長所を伸ばすユニークな教育を行い、生徒自らが自身の未来を切り開いていける力を与え続けています。

 

飯島 修(いいじま おさむ)校長 
昭和58年から誠恵高等学校に勤務。生徒課長を経て平成12年より教頭。校長代理を経て平成31年より校長。教科は理科(生物) 部活指導は硬式テニス。モットーは「時間と人脈を大切にする」

 


画像右:
高橋 通明(たかはし みちあき)教頭
平成4年より誠恵高等学校勤務。普通コース~進学コース担任、教務主任を経て、平成30年より教頭。教科は国語。文芸部顧問。モットーは「何か起きたらまず笑うw」

画像左:諸喜田 亮(しょきだ りょう) 教諭
沖縄の中学校に10年間勤務。2015年より誠恵高等学校勤務。英語科主事 1年生副主任 英会話部顧問。モットーは「悲観的に準備をして楽観的に対処せよ」

 

【誠恵高校紹介】人間性を重視し、先生と生徒のコミュニケーションを大切に

<飯島先生>
誠恵高校は、静岡県沼津市にある男女共学の全日制高校です。
進学コース、普通コース、情報処理コース、芸術コースの4つがあり、特に芸術コースは大変評判がよく、今までに国立「東京藝術大学」に2名合格しています。美術部では、最近話題の黒板アートで力を発揮し、「日学・黒板アート甲子園」に2017年から参加し、3年連続で入賞を果たしています。

また、野球では「千葉ロッテマリーンズ」の投手、「令和の怪物」といわれる佐々朗希選手の球を受けているのが、当校卒業生の捕手、柿沼友哉選手です。背番号「99」、100点に限りなく近い番号ということで、覚えやすいのでぜひ応援してください!

当校は、現在学校改革に取り組み、行事の見直しを行っています。楽しい学校にしたいという想いから、1年生では、「東京ディズニーランド」に1泊旅行、2年生では長崎「ハウステンボス」を楽しむ九州旅行などを企画しています。残念ながらコロナ禍で、昨年と今年は実施できませんでしたが、他にも教室の椅子と机を新しくしたり、来年度は制服を新しいデザインにする予定です。

教育としての大きな特徴としては、個々の生徒を大切にし、人間性を重視することです。先生と生徒の距離を縮め、コミュニケーションを活発に行っています。校長室は年中無休で解放しおり、朝7:00から悩み相談をする生徒がやってきます。おとなしい生徒でも、悩みを打ち明けてくれるので、やりとりをしながらケアを行っていきます。当校に入学したからには、きちんと進級し就職、進学をして欲しいと考えています。各教員も気持ちは同じです。

 

学校改革や教員たちの努力の成果が現われ、就職・進学率は100%、当校の入学志願者も昨年に比べて45%アップしています。

【活用しているICT教材の概要】Monoxerは21世紀の「アンキパン」

<高橋先生>
当校は校長室を解放するなど、ユニークな教育を数々行っていますが、基礎学力向上のため学習面でも強化を図りたいと考え、ICT教材を導入しました。
最初に導入したのは、「スタディサプリ」です。ICT教材を導入する前は、紙媒体の教材を利用していましたが、採点や集計など教員の負担が多いため切り替えました。
これからの教育はオンラインを上手に活用することが重要だと考え、全校を上げて活用し月間視聴時間で日本一をとったこともありました。コロナ禍における一斉休校では、在宅学習でフル活用、また、長期休業中の生徒の補習授業や、難関校受験を目指す生徒の教材として活用しています。

Monoxerは2019年に導入しました。きっかけは、マンガやアニメでお馴染みの「ドラゴン桜」をリアルで行おうという「リアルドラゴン桜プロジェクト」に10名の生徒が参加したことでした。東大生が当校を訪れ、学習会を行っていただき、そこで面白いアプリがあるとMonoxerを薦めてくれました。Monoxerは、まるでマンガ「ドラえもん」に登場する、ひみつ道具「アンキパン」のようだと話していました。
 
そこで、まずは数名の生徒でMonoxerの無料トライアルから始め、教員も使ってみました。すると、覚えてもらいたいことをアプリ上で簡単に問題として作成ができ、画像を入れられるなど非常に興味深く、面白みを感じました。

【生徒のやる気を引き出す方法①】娯楽・雑学系クイズをMonoxerから出題

<高橋先生>
Monoxer2020年の4月からに本格導入を行い、スマホを校内で使用できるよう校則も変えて、全校生徒が活用できるようになりました。
Monoxerは、授業という “教え”が基本的にあり、その復習や定着に力を発揮するアプリです。しかし、そこに問題がありました。当校の生徒のほとんどが、家庭学習の習慣がなく、宿題を出してもやってこないこと多く、Monoxerに取り組むのにはハードルがありました。

そこで!

考えました!

いきなり勉強させるのではなく、生徒が好きなこと、興味があることをクイズにして配信しMonoxerを理解してもらおうと思いました。ゲーム、アニメ、鉄道などの用語クイズを作り、バンバン配信しました。「数撃てば当たる」といった乱射方式です。


すると徐々にMonoxerの認知度が上がり、一部の教員は授業の復習問題を配信するようになりました。Monoxerは机に向かわなくても、スマホがあれば、電車の中、ベッドの上、場所を選ばすにできるところも受け入れられる要素でした。

  

<諸喜田先生>
最近では、学習ログが60%を超えています。半数以上が自発的にMonoxerに取り組むようになったのです。当校にはアニメ、ゲーム好きが多いことがいい方向で影響したようです。

<高橋先生>
趣味やエンタメなどの雑学系クイズからMonoxerを始めたため、生徒達からの持ち込み企画や、リクエスト企画が来るようになりました。生徒からMonoxerのコンテンツ案をもらって、教員が問題(book)として作成し、配信を行っています。


Monoxerは学習という機能だけでなく、生徒とのコミュニケーションの一環となっていることも間違いありません。例えば、鉄道関連の「book」をタスク配信すると、そのフィードバックを見て、鉄道好きな生徒がわかり、その生徒とのコミュニケーションの話題のきっかけにすることができるのです。

【生徒のやる気を引き出す方法②】Monoxer導入後、英検受験者が倍増

<諸喜田先生>
Monoxerによって達成感が味わえることも、やる気を引き出す1つの糸口となっています。Monoxerで記憶度100%になると達成感がわいてきます。まずは、この達成感を味わってもらいたくて、最初は強制的に取り組んでもらうこともありました。
家庭学習の習慣がなかった生徒も、達成感を味わうことで意欲的に取り組むようになりました。そして、Monoxerを本格導入してから2年目になり、英検を受験する生徒が倍増しました。しかも、45級ランクの生徒が、3級を目指してがんばっています。昨年は30名が受検し、今年を含めるとトータルで80名が受検しました。


英検は成績上位の生徒たちが受けるものでしたが、かなり人数的に多くなりました。家庭学習の習慣がなかった生徒たちが、以前では考えられないほど高いやる気を見せてくれています。
 

<高橋先生>
次のステップとして、基礎力をつけるために漢字の学び直しにもMonoxerの活用を考えています。全校で義務教育の期間に学ぶ漢字の記憶を定着しようという試みです。2021年5月からの新企画で、2ヶ月に1回オンラインで小テストを行います。

 

Monoxerには小テストの機能がありますので、これからは積極的に利用していきたいと考えています。

今後とも、Monoxerと二人三脚でがんばっていくつもりです。

Monoxerを活用した生徒のやる気アップ法をまとめました。
1.授業で覚えるべき重要事項の定着、定期試験対策としてMonoxerを活用
2.趣味やエンタメなど娯楽・雑学系クイズコンテンツとしてMonoxerを活用し、やる気アップ
3.英単語記憶問題集としてMonoxerを活用し、英検受検者が増加
4.漢字学習コンテンツとしてMonoxerを利用し、学び直して基礎力アップ

Q&A

Q.今後、Monoxerの活用で、より改善をしていきたい点は?

A.<高橋先生>
漢字学習コンテンツを充実させたいと考えています。なかなか家庭学習だけで進まないため、授業内でも行っていこうと考えています。小テスト機能も活用し、ペーパーレス、AIが即採点してくれるので、評価につなげやすいと考えています。

<諸喜田先生>
英語の小テストにも、積極的に利用していきたいです。20問くらいなら15分程度で問題作成ができます。英単語なら40問はいけるでしょう。エクセルからインポートもできますし、ブラウザからも可能なので便利です。

Q.Monoxerを通じて、生徒とどのようにコミュニケーションをされているのでしょうか?

A.<高橋先生>
「ポーランドボール」を広めたいといってきた生徒がいました。私が「book」を作り、私がひたすら配信しました。「ポーランドボール」とは、世界各国の国旗をボールとして各自がイラスとで表現し、風刺漫画や画像をつくって配信することです。これは、地歴の先生が興味をもってくれて、授業でとりあげるようになりました。
それまでは、誰も知らなかったコンテンツがMonoxerによって広まり、地歴の先生が興味をもつようになったのです。

 

Q.Monoxerを導入して先生にとって便利になったこと、楽しいと感じることはありますか?

A.<諸喜田先生>
小テストや復習教材の作成、生徒の学習状況のチェックがいつでもどこでも行えるようになりました。画像を取り入れて、多彩な問題を作れることも楽しみの1つです。自分の作ったブックが生徒に「ウケてる」のか、そのドキドキ感も楽しいです。
自分がやっていることが、果たして生徒にどのように評価されているのか、Monoxerはフィーバックが視覚化されるので、これまでの先生による一方的な教え方と違い、双方向な関係になれます。

 

Q.勉強のやる気を引き出すために工夫されていることはありますか?

A.<諸喜田先生>
Monoxerをきちんとやってきた日は、褒めてあげます。Monoxerをしっかり取り組んだ生徒は「やりきった感」があるので、顔を見ると、やってきたどうかわかるようになりました。

<高橋先生>
マンガのセリフやJpopの歌詞を使い、興味のある分野かから国語への興味を引き出しています。いかに興味があるところに結びつけるかがカギだと思います。

おわりに

当日ご参加くださった皆様、また、本レポートを最後までお読みくださった皆様、誠にありがとうございました!
Monoxerに興味が湧いた!もっと知りたい!という方は、是非資料請求や無料トライアルのお問い合わせをいただけますと幸いです。
また、今後も継続的にイベントを実施しておりますので、是非ご参加ください。
今後とも、解いて憶える記憶アプリMonoxerをどうぞよろしくお願いいたします。

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