セミナーレポート

9/25「塾運営に欠かせない?! 成績を向上させるICT4大インフラとは」セミナーレポート

こんにちは、Monoxerの中村です。2021年9月25日(土)に、「塾運営に欠かせない?! 成績を向上させるICT4大インフラとは」と題したセミナーを開催し、横浜市の進学塾「ユニティ」の塾長、高塚篤先生にお話を伺いました。
ICT教育にご興味のある方をはじめ、教育関係の皆様向けに、本セミナーの模様をレポートいたします!本記事では、4大インフラの中でもMonoxerの活用に関して抜粋して紹介をいたします。

 

プロフィール

高塚 篤 先生 ユニティ・塾長

横浜市出身、早稲田大学理工学部卒業。大学在学中から大手塾で指導を行う。塾講師や塾の校舎やエリア運営・教材の開発や模擬試験開発の責任者として約30年間、学習塾の生徒さんに関わる。
2018年に進学塾・ユニティを立ち上げる。学校成績向上と志望校合格のために、問題の分析や、子供たちの個性に合わせてどのように指導したらよいのか、集団指導・個別指導の両面で研究を重ねてきた。

 

ユニティの紹介

本題に入る前に、当塾ユニティの様子を説明させていただきます。3面を窓で囲まれた教室は明るい光が差し込み、換気も十分に行える環境です。コロナ前から、インフルエンザ予防のため感染症対策には万全を期していました。10月からはマスク着用、各机の上には消毒液が置いてあり、空気清浄機は、最高級のものを設置して常に最強運転をしています。

座席は全部で20席あり、1席は私が使うので最大19名の生徒が入れます。
ホワイトボード横の壁には常に順位表がリアルタイムに表示されています。

iPadは 19台を常備、ロボット掃除機の力も借りて、教室はいつも清潔に保たれています。
生徒数が増えたら、先生と教室を増やすのが王道ですが、それを考えるべきタイミングでコロナ禍が始まり、幸か不幸か教室が狭かったこともあり、リアルでなく仮想空間を活用しようということになりました。そんなこんなで開校から3年経って、先生は私1人、あとはエンジニア3名、問題をつくる方が3名働いてくれています。

水回り、洗面台やトイレはピカピカに掃除が行き届いています。水回りの清潔は重要で、特にトイレが綺麗な塾でなければ成績は上がりにくいという経験則があります。

ユニティは現在約100名の塾生が在籍しています。
塾はふつうは1日に座席2回転ですから、週5日で10回転です。100人の生徒が週2回通えば、のべ200人、19席で割ると11回転くらいしていることになります。つまり、座席がすべて埋まっている、フル稼働しているということで、生徒が集中的に通うことになる夏期や冬期講習のことを考えたら、19席で100名というのは現実ではありえないことになります。しかも、先生は私1人です。

Monoxerは4大インフラのエンジン的存在

これを現実にしたのが、ICT4大ツールです。その中心となっているのがMonoxerで、他のICTツールのエンジン役になっていると考えています。
Monoxerに出会ったのは2020年で、老舗塾のベテラン先生から「Monoxerの問題づくりにはまっている」と教えていただき、興味を持ちました。すぐに使ってみようと決め導入したところ、私も問題づくりにすっかりはまってしまい(笑)、気付けば10万問も作成していました。


この、30年のノウハウの蓄積を1年で10万の問題に置き換えることができた、つまり「生身の脳を外部化できた」ということが、MonoxerがICT教材のエンジンを果たせる最も重要な理由です。

でも、どんなに優秀なアプリでも生徒が使ってくれなければ意味がありません。便利なICT教材は山ほどありますが、生徒が日常的に使うまでには大きな谷間があり、そこまで到達できるアプリは皆無と言ってもいい。
言葉は適切ではないかもしれませんが、私はMonoxerを生徒さんたちに強制的に使ってもらうようにしています。強制力があるということは、裏を返せば「生徒思い」だと考えます。例えば、小学校に入ると誰もが筆箱や消しゴムを使いますが、それは最初に使うことを強制されているからで、一度使うと違和感なく使い続け、自然な習慣になります。
ICT教材も同じように、抵抗なく毎日使えるようにしたい、そのためには塾ならではの「強制力」はとても大切だと考えています。

 

約90%の生徒がMonoxerを活用

当塾では、週当たり90%の生徒がMonoxerを活用しています。

従来の「教室と紙」という学習方法では、1日(24時間)で1000問の学習を実現することはできません。しかし、Monoxerならそれを実現することが可能です。

教師が板書して、それを生徒が書き写すという教育形式は1000年来変わらないとされており、特にコロナ禍でも日本の教育はその1000年の歴史から抜け出すことができなかったと感じています。基礎的トレーニングにおいては、Monoxerはその歴史を動かしたと感じます。ちょっと大げさに言えば、基礎トレーニングにおいて、空間と時間の概念を変えられるシステムだということです。

少し違った角度から説明すると、Monoxerには静的、動的な魅力があると考えています。

・静的な魅力
先生が問題を作成すると、Monoxerが誤答生成、丸付けをしてくれる。また、生徒への出題の仕方のコントロールを自動でやってくれる。正答率、過去の1問ごとの正誤をデータ化して蓄積し、学習の習慣作りをサポートしてくれる。結果として先生と生徒が同じ時間、同じ場所に出会わなくても、生徒の基礎トレーニングを続けさせることができる。

・動的な魅力
秒単位で学習者の学習状況が管理画面に反映されるため、全生徒がバラバラに家にいてもリアルタイムで競いあう学習をすることができる。

この2つの魅力に気づいたことから、ユニティでは、zoomとMonoxerを活用したオリジナルのイベントを2020年の夏以来、1年以上にわたり開催し続けています。
(本セミナーでは、そのイベントをデモンストレーションしました。)

モニター生徒の方に、Monoxer上にてリアルタイムで、問題をどんどん解いて進めてもらっています。イベントでは、20問出題される問題の中で19問正解したら、次のステップへ進めるということになっています。ステップはAから始まり、アルファベットが進むにつれて難易度が高まります。
このイベントは、「画面上のタイムラインと先生が対話している」とみれば、ニコ生やYoutubeライブに近いものと感じるでしょう。ただ、画面上に流れるタイムラインを作り出している生徒は、コメントやチャットを自ら送るほど能動的なわけではない。ただ、「問題を解くことに集中しているだけ。」そうみると、スポーツの試合に参加するのと、近い感覚なのではないでしょうか。このイベント以外でも、Monoxerを毎日自習で使ってもらっていて、教師側がそのデータを見て、生徒一人ひとりの進捗や伸びを日々把握します。それも楽しいのですが、日々伸びている生徒たちが一堂に集まって競い合う場に迫力と一体感があって、ヤメラレナイ… のは私だけでしょうか(笑)。

 

Monoxerの事例

次に、6人の生徒の事例についてお話します。

事例①小学校高学年


円周率の九九をイベントで行った例です。塾では円周率の九九がよくあるカリキュラムになっていまして、それはMonoxerの得意分野でもあります。エクセルで問題をパパッと作ってすぐに生徒に配信できます。
さて、この生徒さんは棒グラフの緑が多いので、普段からこの問題をやりこんでいるということがわかります。(Monoxerでは、緑は反復により記憶済み、黄色は記憶中、赤は苦手であることを示しています。)
時間軸は下から上に進み、一番下から上までこなすのにほんの20~30分。分配法則に進んでも、この生徒は緑がポンポンとキレイに伸びていますが、ここまで伸びるのは珍しいことです。この生徒が特に優れている、というのもありますが、同じことを紙ベースでこのスピード感でやるのは難しい、Monoxerだからできることです。そもそも、教室に集まらなくてできる、という点でMonoxerは紙ドリルの飛躍的上位互換と言っていい。

事例②小学校高学年


素数列の暗記を行ってもらいました。リアルタイムのイベントではなく、日々の自宅学習で取り組んだものです。その場合は19点基準ではなく、「記憶率が80%になるまでやろう」というルールにしています。80%になったら次のステップへ進むことになっているのですが、この生徒さんは1日でそこまで伸びていきました。

事例③小学校高学年


次も小学校高学年が、イベントで取り組んだ英語の例です。ローマ字の基礎から、次のステップのフォニックスまでキレイに伸びて、基礎的な英単語まで進みました。過去には、同じことを紙の小テストでも行っていたのですが、印刷や採点、集計、個別最適化した繰り返し学習をする手間暇が加わるため、のべ何ヶ月もかかっていました。Monoxerなら30~40分。デジタルの圧勝です。
この生徒さんはイベントを機会にMonoxerをやる習慣がついて、毎日同様のトレーニングをやってくれるようになりました。イベントを通じて、「やればできる」という自己肯定感が自然と養えるのもMonoxerの特長だと思います。最初はうまくいかなくとも、Monoxerが適度な難易度に調節してくれるから、反復することでうまくできるようになる、うまくいくから集中する、自己効力感につながるといった、ポジティブなループが回り始めます。しかも、生徒と直接会わずに。

事例④小学校中学年


小学校中学年がイベントに参加した例です。小数の位取りから始まり、小数のかけ算、割り算へ進み、早い段階で19/20点以上を取り次へ次へと、進んでいます。この生徒は光る才能をもっていたようで、小数の四則計算を経て、割合の計算まで1日で進みました。紙でも同じ指導は理論上できますが、手間と個別対応の時間がかかるため、この子、次学年の内容をできるかもしれないな…と仮に思っても、「ちょっとこれもやってみれば?」と、気軽に声をかけるのは難しい。そんな中、入れておいた問題をMonoxerが勝手に出題して、勝手にマルツケして集計して、才能を見つけてくれたわけです。

事例⑤小学校高学年


グラフに緑が少ない、ですね。本来、毎日やってもらいたい単語の練習を完全にサボっとる生徒です。。。
で、過去の蓄積がないのにAからFまで、19/20点以上をクリアし、どんどんステップがあがっていきます。単語や漢字を一度見たら覚えてしまうタイプの生徒で、人称代名詞、前置詞まで20~30分で進んでしまいました。100人に1人いるかどうかの才能です。そんな才能も、紙で指導している中では見えたことがなく、Monoxerで初めて気付かせてもらいました。
余談ですが、こういう生徒に単語の書き取りを10回ずつ、とかやらせる必要はあると思いますか?
この生徒に、中学入学後に、三単現のsやピリオド無しで✕をつけて指導することで、何かが育まれるでしょうか? 
私、個人的には、今すぐにでも外国に行って、そこで日本人ではない人から、直接学んでも良いのではないかと思っています。

事例⑥中学生


最後に、中学生の事例を紹介します。Monoxerも当然万能ではなく、いくら励ましても1日100問くらいしか進められない生徒もいます。この塾生もその一人でした。ところがある日のzoom授業中、黙々と解き続け、320問やりつづけた日があったんです。棒グラフのカーブをご覧いただきたいのですが、緑がじわっと伸びてきますが、Monoxerが問題を難しくしてガクッと落ちます。しかし、また伸び始める。この生徒の集中力が高まっていっているのがわかります。
大袈裟かもしれませんが、生身の人間が一生懸命にコミュニケーションするよりも、MonoxerのAIと黙って問題をやりとりした方が効率が高い生徒さんもいるのです。

あと5年くらい経つとMonoxerのAIは、もっと進化すると期待しています。その時には、こうした基礎トレーニングにおいて人間が介入するべき役割が大きく変化しているかもしれませんね。

 

Monoxerをもっと広めたい

Monoxerの、まわしモノではないのですが…(笑)、Monoxerをもっと広めたいです。

子どものころプラモデルにハマりたくさん作ったので、バンダイやタミヤにいまだに好感を持っているように。
問題づくりにハマったのでモノグサを応援したい、という自然な気持ち、伝わるでしょうか…?!

 

おわりに

当日ご参加くださった皆様、また、本レポートを最後までお読みくださった皆様、誠にありがとうございました!
Monoxerに興味が湧いた!もっと知りたい!という方は、是非資料請求や無料トライアルのお問い合わせをいただけますと幸いです。
また、今後も継続的にイベントを実施しておりますので、是非ご参加ください。
今後とも、解いて憶える記憶アプリMonoxerをどうぞよろしくお願いいたします。

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