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こども英会話教室「リトルシャイニングスターズ」は、東京都吉祥寺にあるこどものための英会話教室です。幼稚園から中学校までのこども達が、「書く・読む・聞く・話す」の実践的な英語力を身につけられるよう指導を行っています。さらに、こども達一人ひとりの個性を大切にしながら、ワクワクしながら学べる独自のカリキュラムを構築しています。
リトルシャイニングスターズは、「話したい気持ちを育てる英語教育」、「高い英検合格率」、「充実したオリジナル教材」の3つの特徴があります。英語絵本や英語カルタをテキストとして使用し、こども達の創造力や感受性を育てながら自発的な英語会話ができることを目指しています。ライティング教材は教室オリジナルのもので、教室の人気キャラ・ライオン君との交換日記スタイルです。
Monoxerは昨年2月、新年度の教材を検討し、数あるアプリの中から選んで導入しました。現在は、MonoxerのBook(問題集)をまるでプレゼントのようにこども達は楽しみにしています。今回はMonoxerをどのようにして「こども達の楽しみ」に変えているのか?リトルシャイニングスターズ代表、kiki先生こと星野京子先生に独自の取り組みを伺いました。
活用ポイント
- Book(問題集)をプレゼント化して、ワクワク学べる環境に
- レベルUP or DOWNの仕組みを作り、ゲーム感覚でMonoxerに取り組む
- 英検の問題をMonoxerの中に自然に組み込む
導入による効果
- プレゼントをもらうような感覚でBook(問題集)を開き、自宅学習のやる気アップ
- 課題をMonoxerのBook(問題集)にすることで、こどもたちの個性や状況に適合
- ノー勉(勉強をしない)で英検合格できるようにスモールステップの学習習慣づくり
- Monoxerをこどもたちが輝ける1つのツールに
朝、ワクワクしてMonoxerのBook(問題集)を開くこどもたち、魔法のようなkiki先生からのプレゼントとは?
Q. 星野先生は、kiki先生という愛称で呼ばれているそうですが、なぜですか?
A.小学校高学年から中学生までアメリカに在住しており、夏休みに一か月のお泊りキャンプに毎年行っていました。そのキャンプでお世話役だったkikiと呼ばれるボランティアの先生が大好きでした。kiki先生のようにこどもたちに親しまれる先生になりたかったのと、京子のイニシャルがKですのでこの愛称が定着しました。
Q.生徒さんや保護者の皆さんからも「kiki先生」と呼ばれて親しまれていることが、教室のHPからもわかります。そのkiki先生が指導するリトルシャイニングスターズはどのような教室ですか?
A.当教室は幼稚園生から中学生のお子さんを指導しています。英語の絵本やカルタを使ってテーマ学習を行い、頭で憶えるのではなく五感で体験しながら「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を習得することを目指しています。大切にしていることは、一人ひとりが持っている輝く個性を活かして英語を学ぶ機会を作ること、そして人と話すことが好きなこどもも、恥ずかしがり屋のこどもも、将来自分を表現する第2のツールとして英語を使えるようにすることです。
Q.Monoxerを導入したきっかけと理由を教えていただけますか?
A.昨年(2020年)2月、新年度の教材をどうするか検討していた時、たまたまMonoxerの説明を聞く機会がありました。複数のアプリを候補にあげていて、すべてトライしてみた結果、Monoxerを選びました。選んだ理由はこども達がわかりやすく使えることがポイントでした。
Q.Monoxerはどのように活用されていますか?
A.Monoxerはスキマ時間に行う自宅学習に向いている教材です。朝の5分間だけ、“髪の毛を三つ編みにしてもらっている時間にできるくらいの分量”のBook(問題集)を、平日に毎日配信しています。毎日英語に触れることが大切なので、週1回教室に来ているこどもたちにもMonoxerを通していろいろな課題に取り組んでもらっています。
Q.配信するBook(問題集)の課題はどのようなものですか?
A.課題はほとんどオリジナルでつくっています。Monoxerは問題が独自につくれることが大きなメリットです。配信する課題は、月~金曜日まで段階的に変えています。月曜日は週の始まりでまだエンジンがかかっていないので、イラストを見て答える選択問題や音声を聞いて単語を選ぶ問題。火曜日は穴埋め文章問題、水曜日は文章まるごと問題、木曜日はフォニックス問題、金曜日はとっさの一言会話など、こどもたちが毎日飽きずに楽しんで取り組めるように曜日によって内容を変えています。
Q.Book(問題集)の配信で気を付けていることはありますか?
A.配信する時間ですね。夜8:00頃に配信するとその日のうちにすぐやってしまう生徒さんもいるので、朝のスキマ時間に行えるように夜中に翌日分のBook(問題集)を配信しています。「こどもたちが朝起きて、Book(問題集)が届いている!と喜んでいる」と保護者の方からよく伺います。
Q.MonoxerのBook(問題集)は課題、いわば宿題ですが、どうしてそのようにわくわくするのでしょうか?
まるでkiki先生が魔法をかけているようです。
A.それは、ゲーム世代のこどもたちに合わせて、レアアイテムやレベルを用意していることが1つの理由になっていると思います。
Monoxerは楽しいゲーム感覚!?
生徒たちの使用状況、モチベーションに合わせて日々レベル移動
Q.Monoxer上のレアアイテムとは何でしょうか?
A.月~木曜日までに出した課題の達成率を100%にしたこどもたちには金曜日の夜に「プラス1タスククラス」という金曜の夜のみ出現するクラスに招待されます。そのクラスに参加することで「とっさの一言」シリーズといういろいろな会話表現のBook(問題集)をゲットすることができるのです。これが、ゲームでいうレアアイテムのような存在です。こどもたちにとってMonoxerは、学習というよりお楽しみになっているようです。
Q.Monoxerを1週間クリアして、さらにご褒美にレアアイテムがもらえるのは嬉しいですね。「レベル」というのは、どのように設定しているのですか?
A.Monoxer上では、学年に関係なく3段階(レベル1~3)のレベル分けを行っています。レベルは数字が上がるごとに高くなっています。Book(問題集)で配信する課題は、小学生の場合、学年に関係なくレベルごとに全学年同じものを配信しています。問題はどの学年の生徒さんでもわかるように、ひらがなで出題しています。ですから、小学校4年生のこどもがレベル3、6年生がレベル2といった逆転現象も生じています。
Q.なぜ、学年の壁を超えて同一のBook(問題集)を配信しているのですか?
A.入会したタイミングや目指すゴールもこどもによって異なるため、あえて学年ではなく学年を超えたレベル設定をしています。自分に合ったレベルに所属することで自らのペースに合った学びを積み上げていくことができます。
また、学年を超えることで、低学年のお子さんは上の学年の生徒よりも「自分は上のレベルにいけた!」といった自信が高学年のお子さんは低学年のお子さんに負けていられないという気持ちが生まれます。
クラスではおとなしい子やゆっくりペースの子も、「わたしはレベル3なのよ!」と自慢できるようなことがMonoxerによって実現しています。
Q.レベル分けはどのように行っているのですか?
A.こどもたち一人ひとり、レベルを変更しています。英語の習得度、達成度、Monoxerに取り組む頻度などを考慮してレベル分けをし、こどもたち一人ひとりの日々の取り組みを見て、所属レベルを週何回か変更しています。こどもたちの状況、例えばお稽古事や受験勉強が忙しいなどの理由でMonoxerがあまりできないときはあえてレベルを上げないこともあります。また、少しがんばって欲しいと思う生徒さんは、レベルを下げて取り組む様子を見守ることもあります。
Q.レベルが下がって落ち込む生徒さんはいませんか?
A.落ち込むことは意外に少ないように思えます。レベルが上がった、下がったというのが、ゲーム感覚になり、生徒たちはおもしろがっているようです。決して上のレベルに上がることを無理強いしているわけではなく、下がったら自然と上にあがってくるこどもたちの意欲を見守っています。
Q.Monoxerをモチベーションを上げるためのツールとしても活用しているということですか?
A.モチベーションを上げる1つの要因にはなっていると思います。アプリでそれができるのはMonoxerだからだと思います。Monoxerのレアアイテムをゲットすることや、レベルが上がることで、楽しみながら日々の学びを継続していくことができています。
一夜づけにならない日々のスモールステップの英検学習、五感で習得した英語に意味がある
Q.リトルシャイニングスターズは、英検合格を1つの目標にしていますが、どのような対策を行っていますか?
A.英検合格を目標としているのではなく、「楽しく英語に取り組んでいたら英検に合格できた」というのを目指しています。がんばって単語を憶えて、つらい思いをして英検に合格しても「使える英語」にはならないからです。将来、英語でコミュニケーションがとれること、自分の考えを英語で表現できることを目指していますので、検定のために忘れてしまう英語は意味がありません。
Q.リトルシャイニングスターズでは小学生で英検3級に合格されている生徒さんが多数いらっしゃいますが、どうしてですか?
A.英検対策としてではありませんが、MonoxerのBook(問題集)には英検に出てくるような単語や熟語も盛り込んでいるので、知らず知らずに英検対策を行っていることになります。「英検の勉強をするぞ!」といった意気込みを持たずに、Monoxerで自然に英検対策ができればいいなと思います。
Q.確かに自然に憶える英語は、英検だけで終わらずにしっかり自分のものになります。
自然に憶えるには、レッスンではどのような工夫をしていますか?
A.クラスでは、「こんな状況ではどう話す?」「ここから連想する言葉は何?」といったどもたちの五感と想像力をフルに活用できるように英語を教えています。
Q.保護者の方はMonoxerをどう受け止めていますか?
A.保護者の方々とは、専用LINEグループでやりとりし、Monoxerの進捗度のスクリーンショットやその週の学習内容、目的をご案内しています。お金を払ってお子さんを通わせていただいているので、英検という目に見える成果を出すことも重要だと考えています。その対策の1つとして、Monoxerを使い、それを喜んで家で行っているお子さんの姿に満足していただいていますが、日々英語に触れる時間を習慣化できたことに評価いただくことが多いです。
Monoxerで、もっとこどもたちを輝かせる
Q.kiki先生のお話を伺い、大変驚きました。生徒さんたちの英語の上達を想う気持ちとMonoxerが見事に融合していると思います。
これからMonoxerを始めようと考えている教育者の方々にお伝えしたいことはありますか?
A.Monoxerを使いこなしている教員や講師の方と情報交換を活発にできればいいなと考えています。
Q.先生にとってMonoxerとは何でしょうか?
A.教室名「リトルシャイニングスターズ」の意味は、一人ひとりが自分の個性を大切にして輝いてもらいたい、という意味です。学校や塾ではなかなか自分の個性を前に押し出せない子も、Monoxerでは輝くことができます。Monoxerを漠然と配信しているわけではなく、一人ひとりのこどもに向けて、それぞれが喜ぶ姿を想像しながら、Book(問題集)を受けとるすべてのこどもたちに向けて配信しています。Monoxerは、忙しい日々を過ごすこどもたちのためのとても便利なツールだと考えています。