南あいの里学習塾は北海道札幌市にあるアクティブ・ラーニングを導入する学習塾で、小学生から高校生までと幅広い生徒さんが通っています。アナログとデジタルを融合したスタイルで授業を展開されており、2020年5月からMonoxerを導入いただいてます。このたび、代表の吉野友博先生に、Monoxerの具体的なご活用方法や導入後の生徒様の変化についてうかがいました。

活用ポイント
 Monoxerは基礎の定着に有効。スマホやタブレットでコンパクトに練習できるため、家での隙間時間を有効活用するよう指導している。

生徒の要望に合わせた問題配信が可能。先生の手によって作られた生徒に合った教材を提供している。

家ではMonoxerでコツコツ憶え、塾では問題を解き思考力を鍛えている。
導入による効果

生徒自身が何をどのくらい、まだ憶えられていないかを把握でき、次に何を勉強するべきかのアドバイスをしやすくなった。

Monoxerで憶えたことが学校のテストの点数アップに繋がった。
塾での姿しか見られなかったが、生徒の家での頑張りを見られるようになった。

隙間時間を使い、Monoxerでコツコツ憶える

Q. Monoxerの導入のきっかけは何だったのでしょうか?

A. 生徒たちにはぜひ、隙間時間を有効活用し、基礎を定着させ効率よく頭の中に整理する力をつける習慣を身につけて欲しいと思っていました。2020年の5月頃にMonoxerを知り、これらの目的に即していたので導入することとなりました。スマホはSNSや友達と繋がるためだけの道具ではなく、勉強もできる道具であることを生徒たちにすり込んでいこうと思うようになりました。

時代も変化し、子どもたちが社会に要求されるレベルが上がってきています。テストでは問題発見能力、解決能力が問われ、記述力や発信力も求められるようになりました。今後、学校教育でもそこを補う方向に向かっていくと考えられます。

しかし、これらを鍛えようとしても学習事項の基礎が定着していなければ思考力はうまく発揮されません。そして、この基礎の部分を今までよりいかに効率よく頭の中に整理していけるかが重要になってきていると思います。

Q.Monoxerはどのような役割を果たしているのでしょうか?

A.コツコツ憶える部分を担ってくれています。

私は、勉強には2つの柱があると思っています。1つは、コツコツ憶えること、もう1つは、思考力を鍛えることです。この2つのバランスを崩しては成績は伸びていきません。しかし、勉強をする上で、憶えるということをレベルの低い作業だと捉えている子どもは多くいます。例えば、英単語を10単語憶えなければならないとき、いざとなれば憶えられると軽く見ている生徒が多いです。数学では難しい問題を自分で式を組み立て、答えが出せることが素晴らしいと考えられがちです。

しかし、しっかりとした記憶に基づいた基礎力も身につけなければ、テストで良い点数は取れないですし、学校や社会でもいい思いはできません。とはいえ、学習塾の勉強はどうしても思考力を鍛える授業にウエイトを割かれます。だから、コツコツ憶えるところは家でMonoxerを使ってやらせるという発想です。

ー大事な部分にMonoxerをご活用くださり大変光栄です。

A.Monoxerのシステムは理に敵っていると思います。私自身、大学時代、教育心理学の認知など、記憶に関するところを専門で勉強していました。その感覚で言うと、人間の脳みそはすごく高等なことができますが、自分の意思とは別の判断基準を持っています。だから、テスト前に「これはテストに出るから頑張って憶えよう」と気合いだけ入れても憶えられません。

脳は繰り返し出てくるものを大事なものだと反応します。この作業は生徒たちにとっては面倒くさいし、指導する立場としても、一人ひとりの記憶状況を把握しておくのもなかなか大変な作業です。これらを踏まえると、繰り返し解いて憶えるというMonoxerのシステムは理にかなっていると思います。

「何をどのくらい勉強すれば点数が取れるのか」の目安

Q.記憶や憶えることを徹底をさせたいという思いからMonoxerを導入してくださったということですが、実際にMonoxerはお役に立てているでしょうか?

A.そうですね。とても役に立っています。テストだけで学力を判断すると非常に大雑把な判断になってしまいます。それが努力しないで取った点数なのか、努力はしたけどあともう一歩足りずで取れなかった点数なのかというのは、正直想像するしかありません。

しかし、これが、Monoxerによって、「この単元は100%の項目が8割以上超えてるな。そうするとこの単元はできてるだろうな。」とわかります。

 

実際のテストを見せてもらうとその通りの結果になっているので、生徒たちにも納得させやすいですよね。「ここがMonoxerでもまだできていないからテストでも間違えているよね。じゃあ、今はどこをもっと勉強するべきかわかるよね。」と生徒たちに話しやすくなりました。生徒たちも何をどのくらい勉強すれば点数が取れるのかという目安が持ちやすくなっていると思います。私自身の指導経験からしても、これが自分で判断できる子とできない子とで明暗が分かれます。この要領がつかめていない生徒は、ある教科に余計な時間をかけて、まだ充分でない他の教科に取り組めず、トータルで点数が悪くなってしまいます。

Q.吉野先生から見て、生徒様の「憶える」ことに対してMonoxerは効果的だと思われますか?

A.そうですね。Monoxer上の緑の部分(「憶えた」と判断された部分)が出始めたらそこからあと1周、20問はやりなさいと言っています。最終的に全てが緑ではなくても、85%くらいの点数はとれます。これは学校の内申点で言うと5を取れるレベルです。もちろん、100%に越したことはありませんが、まずは5の段階をクリアしようとアドバイスしています。それをクリアするとテストで8割以上の点数を取ってきます。

学校のテストでも入試でもMonoxerだけやっていて点数を取れるかと言うと、そうではありません。ある程度、Monoxerでベースを作り、その後は問題集などをこなす必要があると思います。定期テストの一週間前にはモノグサの問題を緑にしておくのが良いペースです。

Q.小テストや定期テストで点数を取るために、Monoxer(憶えること)に当てる時間はどれくらいであるべきだと思いますか?

A.そうですね...。多分、全体の勉強量の3割くらいかなと思います。よく生徒たちには「今日1時間時間がある!勉強しよう!」というときにMonoxerを使ってはダメだと言います。そういう時間は数学や国語などの解くのに時間のかかる問題を解く時間に充てなさいと。逆に、「ご飯の時間まで10分しかない!」とか「見たいテレビまで5分ある!」というときは見たくないCMを見るのではなく、Monoxerを1周やりなさい、と言っています。勉強部屋に行かず、リビングでも良いのです。親御さんにも、もしお子様がリビングでスマホをいじってたら、こっそり覗いて、Monoxerをやってるか確認してから叱るかどうか判断してくださいとお願いしています(笑)。

生徒の要望に合わせた問題配信。「痒いところに手が届く」

Q.実際にMonoxerを導入してみて、以前との変化はありましたか?

A.Monoxerであれば、生徒からの要望に合わせて問題を作り、配信ができます。提供したい問題を自分で作成できるのは良いと思っています。痒いところに手が届く感じです。

例えば化学式20個のテストがあると生徒から聞くと、その日のうちに問題を作り配信しています。翌日、その問題を解いてくれていると、こちらの励みになり「解いてくれてありがとう。」という気持ちにもなります。努力が報われる瞬間です。

もちろん、作る手間はかかりますが、出来合いのものを解かせるよりは、子供たちのためになるだろうと思い、こちらの努力は惜しみません。

Q.吉野先生はMonoxer上でたくさんのタスクやブックを作ってくださっていますね。

A.2020年の夏頃は中学生の教材を作っていましたが、学校の小テストを想定し、単元ごとに全145単位分の問題を作成しました。Monoxerの担当の方に細かいところを丁寧に教えていただいて、試行錯誤しながら問題が作れたので、とても感謝しています。また、最近は、数学の定期テストで用語の問題もよく出ます。その対策に数学の教科書の文章を穴埋めにしたものも作成しました。現在は、未就学児の子に向けたひらがなやカタカナ、小学生向けのアルファベットや英単語、理科や社会、社会は札幌市で配られている「私たちの札幌」に載っている内容の問題も作りました。北海道に住んでいない人なら大人でも、なかなか正解が出せないと思います。現在BOOK数は500タイトルを超えました。

Q.最初にMonoxerを使い始めて生徒様の反応はいかがでしたか?

A.最初は、生徒たちは新しいものには興味を持つので積極的に取り組んでいました。ですが、やりなさいよと言って、頑張ったねと褒めただけでは、だんだん息切れしてしまいます。そしてまた、テスト前になって慌てて始めるという感じでした。去年は私自身、問題作るのに手一杯でその手当があまりできませんでした。

Q.南あいの里学習塾の生徒様でコツコツ学習する子たちはもともと努力家なのでしょうか?

A.もともと、コツコツタイプはそんなにいないと思います。また、空手やスキーで全国大会に出るような生徒もいて、その子たちはあまり勉強の時間がありません。強化選手になると大会が多く、中学生でも学校にいく時間さえ減ってしまいます。たっぷり時間は使えないなか、いかに細切れ時間に取り組めるかが大事になってきます。そういう生徒の方が危機意識はあるので、時間を上手に使っている印象です。他の大多数の生徒はこちらから言わないとやりません。中学生に向けては、紙ベースで計画表を作り、予定を書かせ、何時にMonoxerをやるか、そして隣には実際にやった時間を書いて、提出してもらっています。それを習慣づけしている最中です。習慣化できた生徒は、それほど苦にせず、1セット15分(BOOK2周分)を1日3セットの問題をこなしています。

Monoxerというプラットフォームがあるからできるカリキュラム

Q.Monoxerは生徒の学習記録を管理画面で見られますが、吉野先生は普段どのようなところを見ていらっしゃいますか?

A.いつ取り組んでいるかがわかる最新の状況を確認し、やっているかやっていないかに絞って見ています。それを受けて、褒めつつアドバイスをします。内容の定着度も見るべきだと思うのですが、まだ習慣づけが十分にできていない段階なので(笑)。

Q.生徒様の学習記録が見えるようになったことで吉野先生の指導に変化はありましたか?

A.指導時に反応が薄い生徒でも、Monoxerに真面目に取り組んでいることがわかったり、逆にいつもは愛想良く返事するのに実際はあまり取り組んでいないことがわかったり、生徒の家庭での様子と塾での様子のギャップを知ることができて、アドバイスのバリエーションが増えました。

Q.Monoxerを他の学校や塾に薦めたいと思われますか?

A.はい。特に小学生に薦めたいです。小学生のうちに定着学習を自分でやれるノウハウを身につけると、勉強面での苦労は少なくなるのではないかと思います。表現力をはじめとした、もっともっと力をつけなければならないところに時間を割けるようになると思います。

Q.今後、Monoxerをどのように活用していきたいですか?

A.小学生が一番効果を得られると思っているので、中学の知識の先取りも進めたいです。学年が低いうちに基礎知識を入れておけば、学年が進んだ時に、思考力・創造力・記述力を鍛えることに多くの時間が注げ、周りとの差を広げられます。

小学生にはMonoxerを使った問題配信のコース「賢人キッズクラブ」を設立予定です。塾では国語や算数を勉強しますが、漢字の問題や理科、社会の知識問題はMonoxerでできるので、学年関係なくどんどん先に進めます。Monoxerのようなプラットフォームがなければできていなかったカリキュラムです。実は他の塾さんからこの教材の利用を検討したいと声をかけてもらっています。

 

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