蒼明学院中等部は、言語×哲学×サイエンス×デザインを重視した最先端の授業メソッドを展開する、2020年4月に開校した私立中学校です。開校と同時にMonoxerを導入いただき、中学1年生全員を対象に英検®︎対策としてご活用いただいています。中山教頭先生、英語科・中学1年生担任の田邉先生に、英検®︎対策としてのMonoxer活用法や生徒様の変化についてうかがいました。

 

活用ポイント
1. 休校中には、1日1時間Zoomで繋いでMonoxerに取り組む勉強会を実施。
2. 学習状況を朝礼と終礼で毎日確認し、できていない生徒は放課後に残って取り組む。
3. 英文の書き取りなどは手書きでの学習を併用して、手書きでのアウトプットにも対応できるよう工夫。

導入による効果
1. 授業内に検定教科書で勉強する以上のレベルの単語もMonoxerによって学べている。
2. これまで時間がかかっていたプリント印刷などの準備がなくなり、教員に時間のゆとりができた。
3. 英文の書き取りなどは手書きでの学習を併用して、手書きでのアウトプットにも対応できるよう工夫。

中学3年間で英検®︎2級取得を目指した基礎学力の育成

Q. 蒼明学院中等部様では、学習指導全般でどのようなことに力を入れられていますか?

A. <中山先生>蒼明学院中等部では中高一貫校と違って、生徒は中学3年生になったら高校受験をします。そこで、まずは基礎学力の育成に力を入れています。2年間で中学3年間の内容を終わらせる計画で、数学と理科で「サイエンス」、国語と英語で「言語」などの、教科・科目を横断する合教科型学習もしています。生徒には、色々な見方や考え方を身につけてほしいと考えています。色々な角度から物事を見られる生徒を育てていく、そのために学習指導があるという認識で指導しています。

Q. Monoxerを導入する際に、どのようなことを期待されていましたか?

A. <中山先生>私たちも当初はよく分からなかったのですが、「これやってみたら英検®︎受かるかな」という期待はありました。導入する際には、Monoxerを英検®︎のために活用する方針は決まっていました。蒼明学院中等部では、中学3年生で英検®︎2級取得を目標にしています。いまの高校生を見ていると高校2年生で英検®︎2級前後を取得することが多いように思いますが、Monoxerを使っていけば中学3年生でも英検®︎2級を取得できそうだと考えています。中学1年生で5級と4級、中学2年生で3級と可能であれば準2級、そして中学3年生で2級の取得を目指しています。下限は決めて、上限は決めないようにしています。導入する限りはやらせようという気持ちで、まず中学1年生を対象に導入しました。ただ、進めるうえで分からなかったことはたくさんありました。

Q. どのような点が分からなかったですか?

A. <中山先生>進める順序が分からなかったです。どのタスクからやればいいのか、時間や量などどれくらいやればいいのかが分からなかったです。一般的な学習の周期や、何周期に設定したらいいのかが分かりませんでしたが、ちょうどコロナの状況もあったのでとりあえずやってみようと進めていました。修正の連続です。

A. <田邉先生>当初は、管理する側としてどこをどのように見たら良いのか分からなかったです。が、最近は生徒の学習状況を確認できるポイントが分かってきたので、以前と比べて管理しやすくなってきたと思います。  

蒼明学院中等部教頭 中山先生

コロナ休校中はZoomで繋いでMonoxer勉強会を実施 

Q. Monoxerはどのような位置付けでご活用いただいていますか?

A. <中山先生>英検®︎対策として全員がマストで取り組み、宿題としても毎日取り組む位置付けです。学習サイクルのうち、その日取り組むべきものを絶対にやるという形にしています。

A. <田邉先生>学校ではMonoxerに取り組む時間を通常時間外の土曜日に隔週で取っていますが、頻繁ではありません。そのため、毎日の家庭での宿題として取り組んでもらい、次の日の朝礼でその学習状況を確認します。その際、宿題が終わっていない生徒に関しては放課後残ってもらい取り組ませています。放課後に残っても長くて20分くらいで終わるので、そんなに負担にもならないかなと思います。

Q. タスクはどのように配信していますか?

A. <中山先生>全員に対して同時に配信しています。個人ではなく同時に配信していますね。自発的に取り組む生徒はどんどん先取りするので、先取りする生徒に合わせて配信しています。

Q. 生徒様には、Monoxerを最初どのようにご紹介いただいたのでしょうか?

A. <中山先生>導入を決めた校長が、「これを頑張ったら英検®︎受かるよ!これを覚えたら東大も受かるよ!」と生徒に紹介していました(笑)生徒は、声には出さないけれど、「そうなんだ!がんばろう!」という感じでした。

Q. 生徒様は、これまでは紙に書くなど自分なりの方法で勉強していたと思いますが、Monoxerという新しい方法を提示されて、抵抗などはありませんでしたか?

A. <田邉先生>比較的すんなり受け入れられたと思います。生徒たちはパソコンやスマートフォンなどの機器を扱うことが得意なので、従来の単語帳よりも取り組みやすかったのかもしれません。中には機器を扱うことが苦手な生徒もいますが、そのような生徒にも取り組みやすいものだと思います。

Q. 生徒様にMonoxerに取り組んでもらうために、どのような働きかけをされましたか?

A. <中山先生>導入当初は何も言わなくてもやっていました。コロナの状況で登校ができなかった時期は、1日のうちに昼の1時間をZoomで繋いで、Monoxerに取り組む勉強会をしていました。端末を2台持っていない生徒は一度繋いだあとZoomを閉じて、先生が管理画面で学習回数が増えているかを見ていました。生徒も見られている意識があり、一生懸命取り組んでいたと思います。

Q. 休校中にそのような取り組みをされていたんですね。登校ができるようになってからはいかがですか?

A. <中山先生>コロナが落ち着き登校できるようになってからは、取り組む生徒とあまり取り組まない生徒が明確に分かれてしまいました。毎回学習状況をチェックはしていますが、消極的な生徒はいます。自発的に取り組む生徒はどんどん先取りしていますね。なかなかスピーキング問題が進まないようですが、先生と「こう発音したら良いのでは?」と楽しみながらやっていますね。なかなか進まない生徒には、担任の先生を中心に、常にコーチングを行っています。

A. <田邉先生>生徒の中には競い合って勉強することが好きな人がいるので、「この子はこれくらい進んでいるよ」と言ってみたら、お互いに張り合ってコツコツ取り組むようになりました。

英語科・中学1年生担任 田邉先生

「Monoxerやっとって良かったわ」授業で扱う以上の内容を勉強できる

Q. Monoxeを導入いただいて半年ほど経ちましたが、気に入ってらっしゃる点などはありますか?

A. <田邉先生>自分の苦手なポイントが何度も出題されるので、弱点が見えやすい点です。よく間違うと次のステップに進めないポイントも目で確認しやすいので、自分の苦手が身にしみて勉強しやすいと思います。

Q. Monoxerをご活用いただいて、生徒様の変化などはありましたか?

A. <田邉先生>英語が好きな生徒はコツコツ進められるので、「授業のペース以上の内容を早く取り入れられる点が本当にいい」という声を聞いています。授業内に検定教科書で勉強する以上の単語もMonoxerで勉強しているので、少し難しい単語も「これMonoxerで見た!」と言って答えられる生徒もいます。+αで勉強できていることを実感しています。

Q. 英検®︎や模試など、成績向上のご実感はいかがでしょうか?

A. <田邉先生>英語に対する苦手意識から、Monoxerへの取り組みに前向きではなかった生徒が英検®︎5級に合格できたことは印象的でした。「最初はしんどかったけど、Monoxerやっとって良かったわ」の一言が心に残っています。

A. <中山先生>前回の英検®︎で結果が出た生徒はやはり比較的Monoxerに取り組んでいて、成功体験が積めたと思います。中でも、中学校に入学して6ヶ月で英検®︎3級に合格できたのは大きな成功体験だと思います。本当にすごいですよね。中学1年生が次回は準2級に挑戦すると聞いた時は驚きました。また、模試でも、Monoxerに積極的に取り組んでいる生徒の方が点数が高いです。中学1年生なので実感はしていないかもしれませんが、「これやったら点数上がるんだ」という気持ちにはなっているかと思います。ただ、Monoxerに取り組んでいない生徒はまだあまり……。教育の形が変化していて、私たちも早くその変化に対応していかなければならないと日々考えています。教えるだけの時代ではなくなっていると感じます。ICTツールをしっかり管理して、使いこなすことが必要なのかなと考えています。

Q. 先生方が学習を管理する視点からは、Monoxerを導入いただいて変化はありましたか?

A. <田邉先生>これまでは単語テストのプリントを印刷するなどの準備に時間がかかっていました。今は生徒がMonoxerを持っていて、これまで割いていた準備の時間がアプリで収束するので、時間にゆとりができました。英語科としてはありがたいと思っています。

A. <中山先生>私はいつも担任の先生に生徒の学習状況を聞いているのですが、担任の先生たち自身も変わってきていると感じます。生徒の学習状況を確認すると、中にはごまかしてしまう生徒もいます。先生は、生徒がちゃんと学習しているか、身についているのかを毎日しっかりと見ていく意識になっているかと思います。Monoxerの課題管理だけではなく、生徒のモチベーション管理も重要な仕事の1つだと思います。

最終的には自分の手で書くことが求められる。手書きでの学習も併用する工夫

Q. 現在の教育制度では、最終的には紙にアウトプットすることが求められています。その中で、AIなどのアプリで機械のサポートを受けることと紙に書いて自分で頑張ること、バランスはどれくらいが良いと思われますか?

A. <田邉先生>結局は自分の手で書くことが求められているので、個人的には40%くらいがAI、60%くらいが手書きの割合で勉強に取り組ませたいと思っています。Monoxerのタスクで長い英文を打つ問題については、手書きも大事だと思っているので、苦手な文章をノートに書き出させるなどの工夫をしています。

Q. 現在は英検®︎対策として「出る順パス単」をMonoxer内で購入いただきご活用されていますが、「出る順パス単」以外でMonoxer活用を拡大していく予定はありますか?

A. <田邉先生>現在は英検®︎に集中していてまだ話が進んでいないのですが、もし教科書と進度が合うBookがMonoxer内で購入できるようになったら、それも活用を検討したいです。生徒も色々なアプリを使用するよりかは、1つのアプリで複数の学習ができると効率的だと考えています。

 

Monoxerの魅力ポイント
1. 学習者に合わせて難易度が変化し苦手なポイントは何度も出題されるため、弱点が把握しやすい
2. 管理画面で学習回数や記憶度をひと目で確認できる
3. Monoxer内でBook(問題集)を購入できる

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