こんにちは!開発チームの廣川です。今回は、先日開催したMonoxer(モノグサ)社初のオンラインイベントについてレポートさせていただきます!
当日は、Monoxerを導入してくださっている英進館の山内様とベスト個別学院mottoの髙野様が、Monoxerの活用方法や導入後の教室の変化について共有して下さいました。参加人数はなんと70名以上!会終了後に有意義だったかどうかを5段階でアンケート調査したところ、スコア平均は4.5となりました!
では早速、イベントの様子・一部内容をご紹介していきます!
イベントの流れ
10:45:オープン
11:00〜:オープニング 「本会の趣旨説明とプログラム紹介」
11:05~:記憶定着アプリMonoxer(モノグサ)とは 「Monoxer概要説明と運用手法・新機能のご紹介」
11:10~:Monoxer活用事例① 英進館 山内様「集団授業形態でのモノグサ活用による遠隔指導環境の構築と定着管理」
11:30~:Monoxer活用事例② ベスト個別学院motto 髙野様「個別指導形態でのモノグサ活用によるコーチング体制の確立」
11:50~:Q&A
初めてのイベント!しかもオンラインということで、スタッフ一同緊張の1時間でした...。
記憶定着アプリMonoxer(モノグサ)とは 「Monoxer概要説明と運用手法・新機能のご紹介」
イベントは弊社二嶋によるMonoxerの説明からスタートしました。イベント参加者にはMonoxerを導入済みの方もいれば、Monoxerの説明を初めて聞く方もいらっしゃったので、主に後者向けの内容だったのですが...、長くなるので、本レポートでは省略させていただきます! 気になる方はこちらをご覧ください。
直近リリースした新機能は、リアクション機能を紹介いたしました!
Monoxer活用事例1 英進館 山内様「集団授業形態でのモノグサ活用による遠隔指導環境の構築と定着管理」
英進館は2019年からMonoxerを利用されています。今回お話ししてくださった山内様はMonoxerのBook(問題)作成から記憶度の活用まで積極的に取り組まれており、その知見や成果を共有してくださいました。
<山内様>導入する前は「どこまで効果があるのだろう?」と実際疑問があったので、まずは福岡県内の小学校6年生にお試しで1ヶ月間利用してもらいました。
英進館に通う小学6年生の生徒さんはほとんどが中学受験をされます。そのような状況でMonoxerはどの程度の成果を出すのか?当時Monoxerスタッフも興味津々で結果を待ちました。
<山内様>成績の向上を確認できました!四谷大塚の組み分けテストを受け、特に社会は約300名の平均偏差値がMonoxerを使う前から平均1上がりました。反対にMonoxerを使っていない福岡県以外の生徒は偏差値が1下がっており、Monoxerの効果はかなり期待が持てると思いました。
<山内様>また受験後の小6の生徒さん達にアンケートを取ったところ、特に暗記系が多い社会では87%のお子さんが「効果があった」、81%が「後輩に勧めたい」と答えました。かなり満足度が高かったようです。
結果、英進館では現在小学校低学年と中学生は全員、小5・6の生徒さんは希望者全員がMonoxerを利用されています!
<山内様>小5、6の生徒が希望者なのは、保護者の中にはスマホ、タブレットに抵抗がある方もいらっしゃるからです。2年後ぐらいには全員対象にしていきたいと考えています。
英進館では問題作成や配信も内部で取り組まれており、具体的な問題例や生徒さんの反応についても教えてくださいました。
<山内様>穴埋め形式を使うと、□+2=3のような問題もできます。小学校低学年がやるにはかなり手応えのある問題が作れますね。中学生向けにはディクテーション形式でも問題を作っているのですが、音声が流れて入力することでかなり力がつきます。素晴らしいです。
<山内様>挿絵形式は特に理科・社会で使いやすいです。回答形式が記憶度に応じてどんどん変わるので、生徒にとっては骨のある問題になります。画像選択問題は生徒にかなり人気がありますね。
どこまで記憶が進んでいるかもわかるので生徒のやる気を出してくれます。ゲームのスコアと一緒でいかに100%にするか燃えています。
この後、山内様は実際に問題を解いている様子を撮影した動画を紹介して下さいました。(一般公開されていないため、ここではスクショだけ…)
<山内様>漢字の手書きは小6には不人気ですが、とめはね・書き順ができるようになるので低学年やその保護者に人気です。書き順を間違うと気づくので、「こんな風に書くんだと!」と自分も気づきがあります(笑)間違いが続くと、あとでもう一度同じ問題が出てきたり、写経モードという答えをなぞる問題が出ます。小学生はこれが出ると「なにくそ!」って感じで覚えるみたいです。
MonoxerのWEB管理画面では、そんな生徒さん達の学習履歴や記憶度を確認できます。
<山内様>前は頑張っていたけど今は頑張ってない子や、前は注意したけど今は頑張れている子も分かります。褒める材料になるので、WEB管理画面は生徒のコミュニケーションツールとしてとても効果がありますね。
<山内様>私たちは小テストを実施したら必ず再テストを行います。ただ苦手な生徒や成績が低い生徒はなかなか満点を取れません。そこでMonoxerの記憶度が75%以上になっていれば合格!再テスト免除!とすると、Monoxerを頑張ってくれます。諦める生徒もいますから、努力も評価材料です。
英進館の先生方はMonoxerのCSスタッフにもよく質問をしてくださいます。
<山内様>導入初期はかなりサポートしてもらいましたが、使っているうちに新しい技術や管理機能がどんどん出てきて、やり方もどんどんシンプルになりました。問題をきちっと作っていくと、工夫次第で私どもが本当に作成したかった問題が配信できます。私自身はとてもMonoxerを気に入っていますね。
Monoxer活用事例2 ベスト個別学院motto 髙野様「個別指導形態でのモノグサ活用によるコーチング体制の確立」
続いて、ベスト個別学院mottoの髙野様がMonoxer導入の成果や教室・生徒の変化を共有してくださいました。ベスト個別学院mottoも、2019年からMonoxerを活用されています。
<髙野様>グローバルアシストには「ベスト個別学院」と「ベスト個別学院motto」という2つのブランドがあり、私は後者を担当しています。地域のトップ校を目指す生徒たちを対象にしたブランドです。成果・効果があればベスト個別学院にも拡張したいという気持ちで、2019年7月にMonoxerの利用を開始しました。
初期はベスト個別学院mottoの1教室で、トライアルのような形でMonoxerの利用が開始されました。現在はベスト個別学院でも導入されており、高校受験対策から定期テスト対策、在宅学習サポートまで様々なシーン・用途で活用いただいています。
<髙野様>私たちは子供達がテスト結果にどう向き合うかを重要視しています。ですので、県ごとの模擬テスト終了後には出題問題の中から間違いが多かった問題をMonoxerで配信しています。
<髙野様>定期テスト対策用に社内でMonoxer作成チームを編成し、学校別・学年別のタスク配信などを行なっています。当初は3人のメンバーで配信していましたが、教室ごとのカスタマイズが難しいため、教室長に研修を実施し、現在は教室ごとに配信できるようにしています。
3月〜GWまでの休校期間には、在宅学習サポートの手段としてMonoxerを活用されたそうです。
<髙野様>休校期間中には「明日の12時にMonoxerのゲリライベントを配信予定!」と予告し、タスクのゲリラ配信を行いました。勉強に関係あるものがメインですが、面白いタイトルに変えたり、問題の中に先生を登場させたりしたことで生徒たちにも好評でした。いち早く記憶度100%になった子を全体の前で褒め称えたりもしました。
導入から1年近く経ち、髙野様はMonoxerによる教室の変化、生徒の変化を感じているそうです。
<髙野様>「学習が楽」という声が生徒たちから多発し、私もびっくりしました。問題難易度が生徒によって変わるため、全員がちょっとずつ背伸びをしながら取り組めるようです。特に学力が低めな生徒にとって「問題が解けない」ことはモチベーション低下に繋がってしまうのですが、Monoxerによって緩和されています。
<髙野様>学習量も大幅に増加しました。生徒1人あたりの平均学習回数が750回なので、約1万5000問解いている計算です。全体的な成績向上はもちろん、特に学力が低めな生徒たちの成果が顕著です。ほぼMonoxerのみで偏差値が41から52になった生徒もいます。
また高野様は、講師陣の時間の使い方の変化についても教えてくださいました。
<髙野様>目的のない採点作業がなくなりました。以前は採点を生徒への承認や理解度の確認に使っていましたが、今は単純な記憶系はMonoxerに任せて、できた時間を生徒のコーチングに使っています。
今後は利用対象生徒をさらに広げ、定期テスト対策の強化やオプション講座設計にも取り組んでいく予定だそうです。
<髙野様>成果の分析や生徒に寄り添ったコンテンツ、意図したワクワクを今後も提供していきたいです。
おわりに
イベントではこの後にQ&Aセッションがあったのですが、レポートでは省略させていただきます。 ご登壇者および参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!
初めてのオンラインイベントは我々スタッフにとっても学びが多く、「そんな風に使ってくださっていたのか!」「そんな効果があったのか!」と驚くことばかりでした。日々開発・運営しているプロダクトが先生方や生徒の皆さんのお役に立てているならば、これほど光栄なことはありません。
モノグサに興味が湧いた!もっと知りたい!という方は是非以下からご連絡ください。今後ともよろしくお願いします!